【オクラホマ州タルサ発】WWEのスマックダウン大会(1月31日)で、インターコンチネンタル(IC)王者・中邑真輔(39)が王座から陥落した。

 サミ・ゼイン(35)とセザーロ(39)を従え、因縁の“巨獣”ブラウン・ストローマン(36)とベルトをかけて激突。序盤から挑戦者の後頭部に蹴りを叩き込むや、セコンドのゼインもレフェリーの死角を突いて攻撃を加える。さらにスピニングヒールキックをクリーンヒットさせてペースをつかんだ。

 巨獣も重い拳を振り落とし、続けてランニングショルダータックルを決めて反撃するが、中邑はスライディングニーで応戦。さらにゼインがターンバックルのカバーを外し、中邑がストローマンを叩きつけようとする。

 ところが、これが裏目に出て、逆に中邑がむき出しのターンバックルに叩きつけられてしまう。これでダメージを負った王者は、ランニングパワースラムを食らって3カウントを献上。ストローマンが自身初のシングルタイトルとなるIC王座を戴冠した。

 昨年7月のPPV大会「エクストリーム・ルールズ」での同王座初戴冠から防衛を続けてきた黒いロックスターに、厳しい現実が突きつけられた。