【インディアナ州エバンズビル10日(日本時間11日)発】WWEのスマックダウン大会が開催され、インターコンチネンタル(IC)王者・中邑真輔(39)が因縁の“巨獣”ブラウン・ストローマン(36)に屈辱の敗北を喫した。
2人はノンタイトル戦で激突し、ストローマンはゴングと同時に襲い掛かってきた。怪力で投げ飛ばされ、ビッグブーツのえじきとなった。たまらず中邑はセコンドに就いたサミ・ゼイン(35)の協力を得て場外へ回避。ゼインがレフェリーの注意を引いた隙に、もう一人のセコンドであるセザーロ(39)がストローマンをポストに強打させた。
さらに中邑もライダーキックを決めて形勢逆転に成功。ここからセカンドロープからのジャンピングニーやスピンキックで攻め込んだ。終盤に巨獣のスパインバスターを浴びて再びピンチになると、セザーロがパイプイスを手に介入を狙う。
ところが今度はレフェリーに見つかり失敗。さらに中邑はゼインから受け取ったベルトでの攻撃を狙ったが、逆にストローマンに捕まると最後はランニングパワースラムを食らって3カウントを献上。ノンタイトルながらもIC王座を狙う天敵に敗れる結果となった。
試合後、中邑は「かわいそうにな、ブラウン。テメーは勝ったよ。しかしな、ノンタイトルマッチだ。同じミステークは二度としねぇよ。見てろ、でくのぼう!」と因縁の男に怒りのメッセージを送った。
また、次回PPV大会「ロイヤルランブル」(26日、テキサス州ヒューストン)で、エースのローマン・レインズ(34)とキング・コービン(35)の一騎打ちが決定した。
「ロイヤルランブル」は日本時間27日、WWEネットワーク(日本語実況あり)でライブ配信される。