【WWE】ルセフは間男に惜敗…愛妻奪還ならず

2019年12月16日 14時12分

ルセフは愛妻ラナ(右奥)を寝取ったラシュリーに制裁を加えた(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ミネソタ州ミネアポリス15日(日本時間16日)発】WWE今年最後のPPV大会「TLC」が開催され、愛妻ラナを寝取られていたブルガリアの怪人・ルセフ(33)が、TLC戦で間男ボビー・ラシュリー(43)に惜敗。涙の愛妻奪還はならなかった。

 ラナの浮気発覚後、ホテルで下着姿になりラシュリーとベッドインする映像が場内で上映されても、男の中の男・ルセフは数々の侮辱に耐え続けて、ようやくこの日の完全決着戦に臨んだ。

 かつてはインターコンチネンタル王者の中邑真輔(39)とタッグを組んだ実力者だ。ルセフは開始から全身に怒りをたぎらせて「愛するラナに罪はないのだ。人の道から外れて妻を悪の道に誘い込んだお前だけは絶対に許せないのだ」と、間男に制裁を加え続けた。

 しかし机をセットして攻撃を狙うも、かつての愛妻がリング下に机を引きずり落としてしまう。ルセフは抵抗することもなく、かつて甘い日々を過ごした愛妻を悲しそうな表情で見つめるのみだった。

 試合は場外に設置したテーブルをめぐる戦いになるが、試合巧者の両雄はお互いに決定打だけは許さない。10分過ぎからはルセフが場外フェンス、スチール式階段を使った攻撃でペースを握った。

 だが、ラシュリーは逆に場外フェンスにブルガリアの怪人を叩きつけると、竹刀で全身をメッタ打ちに。ラナはケラケラ笑いながらラシュリーの攻撃を応援する。それでもルセフは背中を殴られながらも必死に耐え続け、黙って愛妻の姿を正面から見据えた。男だ…。

 リングに戻るとルセフが逆に竹刀攻撃とマチカキックを見舞い、一気に勝負に出る。机をコーナーに立てかけて突進を狙うが、何とラナがルセフの背中に乗って攻撃を妨害。その間にラシュリーが蘇生して、机上へのスーパープレックスで3カウントを奪った。

 机の下で動けないルセフを見下したラナは、ラシュリーと抱擁を交わす。しかし気のせいか、その表情はぎこちなく夫の勇姿に心を動かされたようでもあった。2人が引き揚げてもルセフは涙目で大の字になったままだった。それでも日はまた昇るのだ。WWEユニバース(ファン)の誰もが、ルセフとラナの復縁をを信じている。

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