【WWE】NXT統括のトリプルH サバイバー・シリーズ殴り込みを宣言

2019年11月02日 18時18分

NXT勢の圧勝にトリプルH(中央)は「サバイバー・シリーズ」への出陣を宣言した(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ニューヨーク州バッファロー1日(日本時間2日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会で、NXT勢が主役勢を食いまくる大活躍。次回PPV大会「サバイバー・シリーズ(SS)」(24日、イリノイ州シカゴ)へ向け全面戦争を仕掛けてきた。

 この日はPPV大会「クラウン・ジュエル」(10月31日、サウジアラビア)出場組の一部が帰国できなかったこともあり、NXT勢が多数登場。しかし終わってみれば、NXT勢が大チャンスをものにする結果に終わった。

 まずは第2試合で、元NXT王者のトマソ・チャンバ(34)が大物ザ・ミズ(39)をフェアリーテール・エンディング(変型ダブルアームDDT)で沈める大金星を挙げる。

 続く第3試合では、初代NXT・UK女子王者のリア・リプリー(23)と、1日配信のNXT大会でダコタ・カイと組んでカブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)の持つWWE女子タッグ王座に挑んだばかりのティーガン・ノックス(24)が登場。SD女子トップチームの一角であるビキニ女王マンディ・ローズ(29)、ソーニャ・デビル(26)組と激突した。

 明らかにSD勢が格上だが、アスカやカイリと激闘を展開してきたNXT勢はまったくひるむ様子はない。逆に圧巻のコンビネーションでマンディ組を分断すると、最後はリプリーがスタンディング式クローバーホールドでビキニ女王からタップを奪ったから満場は騒然となった。

 奇跡は続いた。メインでは“イエス男”ダニエル・ブライアン(39)が、何とNXT王者アダム・コール(34)に緊急挑戦。バックステージでブライアンがNXTを統括するトリプルH(50)に「対戦相手を探しているんだが、これから俺と試合するのはどうだ」と提案。これを断ったトリプルHは代役としてコールを呼び出し、メイン出陣を促した。

 高飛車に出たブライアンは「それならNXT王座戦だ」とタイトル戦を要求して2人の試合が決定した。

 ゴングが鳴るとやはりブライアンがコールを圧倒。平手打ちで挑発すると、ロメロスペシャルやアンクルロックで締め上げた。防戦一方のコールはブレーンバスター式ネックブリーカーで反撃するも、顔面ストンピングからイエスロックを決められてしまう。

 何とかエスケープしたコールはスーパーキックでブライアンの勢いを止めると、パナマサンライズ(カナディアン・デストロイヤー)からラストショット(変型閃光魔術弾)で3カウント。大逆転で王座防衛に成功した。

 大殊勲連続のNXT軍の圧勝を“HBK”ショーン・マイケルズ(54)とともに飛び上がってよろこんだトリプルHは、全身全霊を込めてコールをハグ。NXT勢を全員リングに上げると「サバイバー・シリーズでNXTはロウ、SDと戦争を開始する。これは宣戦布告だ。よく覚えておけ。俺たちがMXTだ」と「サバイバー・シリーズ」へのNXT勢初参戦を宣言した。

 これまではロウとSDの下部組織として認識されていたNXTだが、この日の大活躍で明らかに3つめのメジャーブランドへ成長したと言っても過言ではない。3ブランドが正面衝突する今年の「SS」は史上最大の対抗戦になりそうだ。

「サバイバー・シリーズ」は日本時間25日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。