【インディアナ州インディアナポリス18日(日本時間19日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会で、再編成された女子戦線に新たな波が訪れた。

 この日はザ・ミズ(39)のコーナー「ミズTV」にSD女子王者ベイリー(30)と、10月のPPV大会で負傷して欠場中の“ザ・ボス”サーシャ・バンクス(27)がゲストで登場した。

 ベイリーは先週大会で髪をバッサリ切って完全なヒールに大変身。女王様シャーロット・フレアー(33)から王座を奪還すると「ファンなんか必要ない」と暴言を吐いて、大ブーイングを浴びた。王者はこの日もベルトを肩に「今のSD女子に敵はいない」と豪語した。

 ここでニッキー・クロス(30)、南部美女のレイシー・エバンス(29)、デイナ・ブルック(30)が立て続けに挑戦を表明。急きょこの3人にカーメラ、マンディ・レオン、ソーニャ・デビルを加えたSD女子王座挑戦者決定戦6人タッグ戦が組まれた。

 余裕の表情で本部席からベイリーとサーシャが見守る中、女子の憎悪が渦巻く激闘が展開され、最後はニッキーがデイナを回転式ネックブリーカーでフォール。次期挑戦権を獲得した。

 もちろん前王者のシャーロット、ニッキーの相棒の小悪魔アレクサ・ブリスも黙ってはいないだろう。新世代の台頭が続くSD女子戦線は新たな局面に突入した。