【アリゾナ州フェニックス9月30日(日本時間1日)発】WWEのロウ大会が開催され、“ビースト”ことブロック・レスナー(42)がレイ・ミステリオと息子のドミニクを襲撃した。

 オープニングに登場したミステリオが「今日はセス・ロリンズのユニバーサル王座に挑戦する。この試合はドミニクにささげる」と発言するや、突如レスナーと代理人のポール・ヘイマン(54)が登場。マイクの奪い合いが始まり、レスナーがF5を2発放ってミステリオに襲いかかった。

 さらには観客席にいたドミニクも捕らえてポストへ強打し、スープレックスで2人を投げ飛ばすなどやりたい放題。ヘイマンに暴行をやめるよう懇願されたビーストだったが、制止に入ったレフェリーやスタッフにも危害を加えた末、Tシャツを破り捨てて肉体を誇示した。これにより、ミステリオのユニバーサル王座挑戦は実現しなかった。

 バックステージでインタビューに答えたヘイマンは、レスナーの暴行でドミニクが病院送りになったことを謝罪したが、次回のスマックダウン(SD)大会で行われる王者コフィ・キングストン(38)とのWWE王座戦に関しては「レスナーが新WWE王者になる」と自信を見せた。

 なお、同日のSD大会にはザ・ロック(47)が登場することも決定した。

 WWE王座戦が行われるSD大会は日本時間5日、J SPORTSで放送・配信される。