【カナダ・トロント13日(日本時間14日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会が開催され、エースの“大型犬”ことローマン・レインズ(34)が命を狙われ続けている異常事態が急展開した。

 レインズは先々週大会から、急に崩れた舞台装置の下敷きになったり、愛車に乗っているところを謎の車に追突されるなどの災難に襲われ続けている。

 この日は元WWEクルーザー級王者のバディ・マーフィー(30)から事件の黒幕と指摘されたダニエル・ブライアン(38)とローワン(37)が登場。ブライアンは「レインズの事故は俺たちと関係ない。マーフィーはウソつきだ」とリング上から潔白を主張した。

 さらにはバックステージに戻ると、マーフィーを「俺たちの評判を落としたな。ウソをついたと認めろ」と脅迫。2人から殴る蹴るの暴行を受けたマーフィーはしぶしぶ自分の虚言だったことを認めた。これは単なる拷問だ…。

 この後にブライアンとローワンは、レインズの控室を訪れ「謝罪しろ。俺たちは真犯人を見つけたぞ。来週大会ではお前の前に真犯人を連れて来てやる」と謎が深まる言葉を残して消えた。

 果たして事件の黒幕は誰なのか。ブライアンか、当初の噂通りサモア・ジョーなのか、全く別の人間なのか――エースをめぐる混迷はまだまだ続きそうだ。