【WWE】ロウ女子王者ベッキー ナタリアに大苦戦も執念の防衛

2019年08月12日 12時13分

ナタリア(下)を下し勝ち誇るベッキー(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【カナダ・トロント11日(12日)発】WWE真夏の祭典「サマースラム」が開催され、“ザ・マン”ことロウ女子王者ベッキー・リンチ(32)が、カナダの名門ナイドハート家出身のナタリア(37)と3カウントなしの「サブミッションマッチ」で激突。王者が必殺のディスアーマー(腕固め)で難敵を退けて注目の一戦を制した。

 開始からカリスマが躍動した。エクスプロイダーからアームバー、三角絞め、さらにはディスアーマーの体勢のまま場外に落ちると、ジャイアントスイングでバリケードに叩きつけ、場外でナタリアの十八番シャープシューター(サソリ固め)を決める。

 ベッキーはリング上でもシャープシューターを決めるが、さすがに怒ったナタリアが逆に王者の必殺技ディスアーマーで左腕を締め上げた。気が強いベッキーはローリングして逃げようとするが、ナタリアはそのままクラッチを離さず、前方から腕を決める高度な攻撃に出た。

 さらにナタリアはカリスマをコーナーに衝突させると、セカンドロープに相手の上体を置いたまま、最上段に立ってロープを足に絡めた危険なシャープシューター。その後も雪崩式脳天砕きからシャープシューターで一気に出るが、何とかエスケープしたベッキーが必殺のディスアーマーへ。リング中央でガッチリ決まると、必死に耐えていたナタリアは無念の表情でタップ。王者が大苦闘の末、防衛を果たした。

 またWWE女子タッグ王者の小悪魔アレクサ・ブリス(27)、ニッキー・クロス(30)組は、前王者で騒音美女軍団のアイコニックス(ビリー・ケイ、ペイトン・ロイス)を一蹴。アレクサがツイステッドブリス(旋回式ボディープレス)でペイトンを圧殺した。

 スマックダウン女子王者で庶民派の人気者ベイリー(30)は、エンバー・ムーン(30)に大苦戦。ハリケーンラナや旋回式顔面砕きに苦しんだが、最後は雪崩式ベイリー・トゥ・ベリー(ベリー・トゥー・ベリー・スープレックス)で逆転防衛した。

 女王様シャーロット・フレアー(33)と、殿堂入りも果たした史上最多となる7度の戴冠を誇る伝説のディーバ、トリッシュ・ストラタス(42)のスペシャルマッチは、絶世の美女同士とは思えない激しい顔面狙いの打撃戦に。シャーロットのビッグブーツ、トリッシュのパンチにお互いの顔面が大きくゆがんだ。

 7分過ぎには地元カナダの大声援を受けたトリッシュが、雪崩式ウラカンラナから女王様の十八番フィギュアエイト(ブリッジ式足4の字固め)、ストラタスファクション(変型ブルドッギング弾)と一気に出る。

 しかしこの猛攻に耐え抜いたシャーロットが、一気に必殺のフィギュアエイト。レジェンドからタップを奪い、現役トップの意地を見せた。敗れたトリッシュも1万6994人の大観衆から嵐のような歓声を浴びた。