【WWE】ベッキー シャーロットの裏切りでギブアップ寸前の大失態

2019年08月06日 14時47分

ベッキーはナタリア(右)のシャープシューターにギブアップ寸前となった(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ペンシルベニア州ピッツバーグ5日(日本時間6日)発】カリスマが大ピンチだ。WWEのロウ大会で、同女子王者の“ザ・マン”ことベッキー・リンチ(32)がベテラン、ナタリア(37)のシャープシューター(サソリ固め)にギブアップ寸前まで追い込まれる大失態を演じた。

 この結果、真夏の祭典「サマースラム(SS)」(11日、カナダ・トロント)の王座戦は3カウントなし、関節技のみで勝敗を決める「サブミッションマッチ」に決定した。

 この日は「SS」で行われる王座戦と、伝説のディーバ、トリッシュ・ストラタス(43)対女王様シャーロット・フレアー(33)戦の前哨タッグ戦が行われた。

 ベッキーはシャーロットと組んだものの、犬猿の仲の2人が共闘できるはずもない。対照的に対抗チームは、ナタリアが大先輩のトリッシュに敬意を表したため、スムーズに試合を運んだ。

 ナタリアはグラウンド戦で王者を圧倒するとアームドラッグからアームバーなど、地味だが手厳しい攻撃を続ける。しかしシャーロットが反撃に転じた直後、ベッキーが強引にタッチしたため、口論になってしまう。怒った女王様はベッキーに張り手を見舞うと、そのまま試合を放棄してサッサと帰ってしまった。

 1対2となるや、さすがのカリスマも劣勢に立たされてしまう。一気にナタリアが勝負に出た。必殺のシャープシューターがガッチリと決まる。苦痛に表情をゆがめるベッキー。何とかロープに逃れるも、ナタリアはロックをほどかない。さすがに見かねたレフェリーが、反則裁定のゴングを要請した。

 それでもナタリアはリング中央に戻り、再び鬼の形相でシャープシューターを決める。もはやリンチだ。自軍のトリッシュが制止に入ると、ナタリアはトリッシュの胸を突き飛ばし、ようやく両腕のロックを解いた。ベッキーは数分間、立てないほどの大ダメージを負った。

 この結果を受けて「SS」の王座戦は、サブミッションのみで勝敗を決する特別ルールが採用されることになった。最後の前哨戦で必殺のディスアーマー(腕固め)を決められなかったベッキーは「彼女は確かに名門(ナイドハート家)出身かもしれない。だけどあたしは、たった1人の力で数え切れないほどの修羅場をくぐり抜けてきた末に、ここまでたどりついたんだ。サマースラムでは彼女の腕を折るよ」と逆襲を誓った。

 一方のナタリアは、ようやく冷静さを取り戻すと「最高のルールが決まったわね。本番では(シャープシューターで)タップさせるわ」と自信満々に語った。何やら秘策があるような横顔が印象的だった。

 カリスマが腕を折るのか、ナタリアが脚を折るのか。「SS」のロウ女子王座戦は、性別を超えた壮絶戦必至となってきた。

「サマースラム」は日本時間12日、WWEネットワークで生配信(日本語実況版付き)される。