【WWE】アスカ&カイリまさかの敗戦 タッグ王座戴冠ならず

2019年08月06日 13時37分

アスカ(右)はソーニャに顔面砕きを見舞う。左はマンディ(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ペンシルベニア州ピッツバーグ5日(日本時間6日)発】WWEのロウ大会メインで、WWE女子タッグ王座フェイタル4WAY戦が行われ、日本が誇るカブキ・ウォリアーズ(アスカ、カイリ・セイン)は惜しくも戴冠を逃した。

 対戦したのは騒音美女軍団の王者アイコニックス(ビリー・ケイ、ペイトン・ロイス)のほか、ビキニ女王ことマンディ・ローズ(29)、ソーニャ・デビル(25)組、そして小悪魔アレクサ・ブリス(27)、怪女ニッキー・クロス(30)組。ほとんどWWE女子オールスター戦のような豪華な組み合わせだ。ウォリアーズ以外はくせ者ばかりとあって、苦戦が予想された。

 まずは王者組がやかましい合体攻撃でマンディとアレクサを圧倒。さらにはアスカを捕らえるとダブルのリバースブレーンバスター(顔面砕き)で一気に3チームを排除した。

 すると場外で死んだふりを決めていたマンディが、得意げにポーズを決めていた王者組を背後から襲撃。ペイトンにカウンターのヒザ蹴りを放つと、そのまま丸め込んで3カウント。この時点でアイコニックスは王座を失い、残り3チームで王座が争われた。

 ここでアスカが底力を見せる。総合格闘技出身のソーニャと打撃で互角に渡り合い、ミドルキックからヒップアタックを決めた。

 海賊姫も、アレクサを相手に一歩も引かない。「ちっちゃーい」というポーズで155センチの小悪魔を挑発すると、アスカとの合体リストドロップを披露。その直後に代わったアスカは、マンディのジャンピングニーにピンチを迎えたが、パッケージドライバーをこらえると一気にアスカロックへ移行。マンディをタップさせた。

 さあ、残るはウォリアーズとアレクサ組のみだ。アスカは怪女ニッキーにグラウンド勝負を仕掛けると、裏ヒザ十字固めからクロスフェースロック、さらにはアンクルホールドと勝負に出る。

 しかしニッキーが驚異の粘りを見せ、アスカにバックドロップ。これをアスカは意地のジャーマンで返した。代わったカイリは座り込んだニッキーへトップスピードでランニングミサイル弾、ダイビングカッターの猛攻を見せる。さらにはカイリがスライディングD、アスカがダブルニーを同時に放つ合体攻撃で勝利へ大きく前進した。

 続けてアスカがカウンターのトラースキックでアレクサをダウンさせる。ここでカイリは必殺のインセインエルボーを狙うも、場外のニッキーに妨害されてしまった。

 ここで小悪魔が試合巧者ぶりを発揮。アスカをエプロンと垂れ幕の間に落とし、身動きが取れないようにしたのだ。そのまま場外でニッキーが押さえつけ、カイリはリング上で孤立してしまった。

 場外のアスカを気遣うカイリが背中を向けると、背後からしのび寄ったアレクサが強烈なカウンターの張り手を見舞う。最後は必殺のツイステッドブリス(旋回式ボディープレス)一撃。ウォリアーズは、アレクサ組の戦術にはまり、カイリはメジャー昇格後、初黒星を喫した。

 まさかの敗戦にがくぜんとする2人を、マネジャー役のペイジ元GM(26)がなぐさめる。謀略女王の狡かつな試合運びにしてやられたものの、試合内容では、他の3チームを圧倒していたことは事実。次回挑戦のチャンスはすぐにやってくるはずだ。