【WWE】シェーン勝手に“反則裁定なし”ルール決定「アンダーテイカーに引導渡す」

2019年07月03日 13時08分

コフィ(上)はサモア・ジョーをKOした(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【テキサス州サンアントニオ2日(日本時間3日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会が開催され、次回PPV大会「エクストリーム・ルールズ(ER)」(14日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)へ向けて心理戦が一気に激化した。

 冒頭ではエースの“大型犬”ローマン・レインズ(34)、“怪人”ジ・アンダーテイカーと激突するシェーン・マクマホン(49)とドリュー・マッキンタイア(34)が登場。前夜のロウ大会に突然降臨したテイカーから「魂を奪う」と抹殺予告を突きつけられた2人は、やや興奮気味にマイクを握った。

 テイカーへの恐怖感を打ち消すようにシェーンは「俺はアンダーテイカーなんて怖くない。これは事実だ。だって俺はローマン・レインズにもザ・ミズにも大一番では勝ってるほどの男だぜ? ERはノー・ホールズ・バード・マッチに決定だ。怪人に引導を渡す!」と明らかに自軍に有利な「反則裁定なし」のルールを勝手に決めてしまった。当然凶器使用可となるが、怪人の怒りに火を注ぐ結果に終わらなければいいのだが…。

 すると今度は6月のPPV2大会でWWE王者コフィ・キングストン(37)に2連敗しているドルフ・ジグラー(38)が登場。前回PPV大会の金網戦が紙一重の差であったことを強調すると「本来は俺がWWE王座(ベルト)を巻いているはずだった」と強行に再戦を主張。ここで便乗したケビン・オーエンズ(35)も「俺もタイトルが欲しい」と言いだす始末。シェーンは「分かった。ならばPPV大会のSDタッグ王座戦を3WAY戦に変更しよう。君たちがメインで実力でチャンスを奪えばいい」と、その場しのぎにもほどがある妥協案を提示した。

 その結果、メインでジグラー、オーエンズ組対ヘビー・マシナリー(HM=オーティス・&タッカー)組が戦い、勝者が「ER」のSDタッグ王座戦(王者ダニエル・ブライアン、ローワン組対ニューデイのエグゼビア・ウッズ、ビッグE組)に参戦できることになった。

 ところがメインにブライアン組が乱入。実況席でパンケーキを食べながらのんきに観戦していたニューデイの2人を襲撃する。ブライアンがニープラスをビッグEに決めると、ローワンがウッズを実況席上へのチョークスラムで半失神させてしまった。

 大混乱のうちに始まった一戦は、パワーとコンビネーションで上回るHMが一気に前へ出る。最後はジグラーがオーエンズにスーパーキックを誤爆すると、HMが必殺のコンパクター(合体アバランシュホールドからの圧殺弾)でオーエンズを沈め、大殊勲の勝利を挙げた。HMは前回PPV大会でも同王座に挑戦しており、1月のメジャー昇格後から、待望の王座初戴冠が現実味を帯びてきた。

 また「ER」でサモア・ジョー(40)の挑戦を受けるコフィは、挑戦者と舌戦を展開。難クセをつけてくるジョーに王者は「お前は前回のPPVでリコシェに負けてUS王座を奪われたばかりじゃなかったっけ?」と挑発するも、ジョーは明らかに下心ミエミエで握手を求める。しかしコフィは応じず、逆に中指を立ててトラブル・イン・バラダイス(頭部への回転ハイキック)一撃で大の字にさせてしまった。

 決戦まであと2週間。本番へ向けて波乱はまだまだ続きそうだ。

「エクストリーム・ルールズ」日本時間15日、WWEネットワークで生配信(日本語実況あり)される。