【WWE】シャーロットとレイシー「女王様貴婦人コンビ」わずか2週間で完全分裂

2019年05月29日 12時41分

シャーロット(中)を挑発するSD女子王者のベイリー-(左)。右は敗れたレイシー(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【オクラホマ州タルサ28日(日本時間29日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会が開催され、女王様シャーロット・フレアー(33)と貴婦人レイシー・エバンス(29)の「女王様貴婦人コンビ」が完全分裂した。

 ワイルドカードルールを利用したシャーロットは、この日もロウ所属のレイシーを招待して優雅なティーパーティーを開催。レイシーが新SD女子王者の庶民派ベイリー(29)に挑戦する試合を解説席から優雅なピンクのスーツ姿で見守った。

「私とレイシーは最高のチームよ。タッグ王座だってすぐ奪えます」と自信満々に解説する女王様に対し、ベイリーは庶民派の意地を見せつけるように、巧みなインサイドワークで体格(173センチ)で勝るレイシーを翻弄し続けた。

 しかし打撃技の重みの差はいかんともしがたく、ビッグブーツで場外に転落。それでもエプロン越しのスライディングキックから場外でのビッグブーツで一気にペースをつかんだ。

 場外で仁王立ちのベイリーは、解説席から立ち上がった女王様の胸を突いて転倒させるや、速攻でリングに戻る。怒った女王様とエプロン越しで口論になると、ここでレイシーが隙をついて後方へクルリ。しかしベイリーは巧みに反動を利用して逆に丸め込んで3カウントを奪った。

 この後に大波乱が起きた。レイシーがシャーロットに殴りかかり大乱闘となったのだ。上から目線で自分をコントロールしようとする貴族独特の傲慢さに嫌気が差したようで「私はあなたの子分ではありませんのよ!」という、古き良き時代の南部貴婦人、独特の意思表示だった。

 勝ったベイリーはこの光景を見ながら「してやったり」の笑顔を浮かべてバックステージへ引き揚げた。当初は伏兵の戴冠と思われたベイリーだが、試合を重ねるごとに王者の貫禄が増してきた。

 アイコニックス(ビリー・ケイ、ペイトン・ロイス)のWWE女子タッグ王座挑戦も視野に入れていた女王様貴婦人コンビだが、結成からわずか2週間で事実上の解散。ロウ女子王者の“ザ・マン”ベッキー・リンチ(32)は、怪女ニッキー・クロス(30)との新コンビが順調だが、SD女子タッグ戦線では突出した強力なチームがいなくなったのは事実だ。

 この日は出番がなかったものの、アスカ(37=華名)とカイリ・セイン(30=宝城カイリ)の“カブキ・ウォリアーズ”は日本公演(6月28、29日=両国国技館)初日でアイコニックスへの挑戦が決まっている。決戦までロウ選手のワイルドカードルール施行などが気になるところだが、王座奪取へ視界は一気に開けてきたと見ていい。

 またビキニ女王のマンディ・ローズ(27)が米国の女性向け人気フィットネス雑誌「HERS」最新号の表紙に登場。バックステージでは、鼻高々で相棒のソーニャ・デビル(25)と女子選手全員に雑誌を配布した。

 試合では「24/7」王者のRトゥルース(47)と挑戦者からの逃避行を続けていたカーメラ(31)と対戦するも、試合中もタイタントロン(大型ビジョン)に雑誌の表紙を映すなどやりたい放題…。最後はソーニャが雑誌を掲げてカーメラの気を引くや、ビキニ女王が後方からクルリ。雑誌宣伝と勝利の2大快挙を達成した。これからも他のメディアはもちろん、いろんな意味でどんどん露出していただきたい。