【WWE】レインズの男気でRトゥルース「24/7」王座を即奪還

2019年05月29日 12時40分

レインズ(右)は、Rトゥルース(中)の王座奪還をアシストした。左はアライアス(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【オクラホマ州タルサ28日(日本時間29日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会が行われ、次回PPV大会「スーパーショーダウン」(6月7日、サウジアラビア)で、悪のコミッショナー、シェーン・マクマホン(49)と遺恨決着戦を行うSDのエース“大型犬”ローマン・レインズ(34)が、謀略的試合を見事にクリア。決戦へ弾みをつけた。

 シェーンは第2試合後に“サイコパス”ドリュー・マッキンタイア(33)、体制派ギターマン・アライアス(31)を帯同して登場。いかに自分が偉大かというウンザリするようなVTRを流しつつ、レインズへの挑発を始めた。

 するとここで先週に新設されたハードコア王座「24/7」第3代王者となってから毎日毎日、会場全体を逃げ回っていたRトゥルース(47)が、ドレイク・マーベリック(36)に追われて観客席からリングに迷い込んできた。何とかマーベリックを押さえ込んで防衛に成功したRトゥルースだが、明らかにリング上は「お呼びでない」ムードが充満…。スピーチを台無しにされたシェーンはぶぜんとした表情だ。

 シェーン一派は全員でRトゥルースに制裁を加えると、そのままアライアスがフォール。第4代「24/7」王者となり体制派ギターマンがWWE初の王座を射止めた。1週間も逃亡を続けた末、無冠となったRトゥルースは精神的にも肉体的にも限界を超えてボロボロの状態。ここぞとばかりにシェーンは、メインでレインズとRトゥルースを組ませマッキンタイア、アライアス組戦を命じた。

 まさに事実上のハンディ戦…。余力のないRトゥルースはゴング前から襲撃を受けた上、防戦一方でボロ雑巾のようにされてしまう。マッキンタイアとアライアスは小刻みなタッチでレインズに出番を与えない。大型犬は怒りを蓄積してひたすら反撃のチャンスを待った。

 8分過ぎ、ようやく交代したレインズが一気に出た。マッキンタイアをスーパーマンパンチで蹴散らすと、場外でもシェーンを威嚇。マッキンタイアのクレイモア(ランニングドロップキック)を実況席に自爆させて戦闘不能に追い込むと、最後はアライアスを強烈なスピアーでKOした。

 身の危険を感じたシェーンはサッサとステージ上へ退散。レインズは傷心のRトゥルースをいたわっていたが、何かひらめいたような表情を見せるや、瀕死のアライアスにもう一度スピアーを決める。すぐさまRトゥルースにカバーを促し、失った「24/7」王座を奪還させたのだ。男気あふれるレインズらしい行為だった。

 満面の笑みでステージ上に逃げたシェーン一派に勝利のポーズを決める2人。策略が大失敗に終わった悪のコミッショナーはギリギリと歯ぎしりしつつ、次の悪策を練っているようだった。

 また第1試合では「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」のリマッチが組まれ、WWE王者コフィ・キングストン(37)がケビン・オーエンズ(34)と激突。ここ数週間でニュー・デイの盟友・ビッグE(31)、オーエンズの相棒サミ・ゼイン(34)が、それぞれ何者かに襲われて負傷している状況に、お互いが疑惑を抱いているため、緊急決定した一戦だった。

 最後はコフィがトラブル・イン・パラダイス(頭部への回転ハイキック)で快勝。前夜のロウ大会ではサウジ決戦で挑戦を受けるドルフ・ジグラー(38)に襲撃されたが、ホームリングでは安定した強さを見せつけた。

「スーパーショーダウン」は日本時間6月8日、WWEネットワークでライブ配信される。