【WWE】レスナー「1年もあるのか?」初めて権利証行使期間を知る

2019年05月28日 17時02分

セス・ロリンズ(左)の挑発に怒るブロック・レスナー (C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ミズーリ州カンザスシティ27日(日本時間28日)発】WWEのロウ大会が当地のスプリント・センターで開催され、“ザ・ビースト”こと「ミスターMITB」のブロック・レスナー(41)がまたもやWWE王者勢を翻弄した。

「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(19日)で獲得した「いつでもどこでも王座に挑戦できる権利証」を強奪したレスナーは、オープニングでWWEユニバーサル王者セス・ロリンズ(32)、WWE王者コフィ・キングストン(37)と対峙した。

 先週大会では代理人のポール・ヘイマン(51)が「来週にはキャッシュインする相手を発表する」と予告していただけに両王者、場内の緊張は高まった。しかしレスナーはスピーカー仕様にカスタムした権利証入りのブリーフケースを手にノリノリでリングに登場した。

 しかも戦闘モードとは程遠く、スピーカーからロリンズとコフィの入場曲を交互に鳴らして2人をからかう。うんざりしたロリンズはリングを降りて帰ってしまった。するとヘイマンは「キャッシュインを発表しようと思っていたが、ロリンズが帰ってしまった。私のクライアントが悪いのではない。責められるべきはロリンズだぞ」とレスナーを引き連れ、リングに残ってキャッシュインを要求するコフィを置いて引き揚げてしまった。

 これで終わりと思いきや第2試合後、大ブーイングを背に再度レスナーとヘイマンが登場。ロリンズと口論を始めた。ロリンズは「お前は臆病者だ! 俺にキャッシュインしろ!」と再度宣戦布告。この言葉でようやく真顔になったレスナーが怒ると、ヘイマンは渋々とキャッシュインすべく契約書を読み始めた。

 さあ、いよいよ王座戦開催かと思われた矢先「権利証は1年間有効である」との条件を聞くや、レスナーは「1年もあるのか?」と怒りだした。要するに権利証の内容をほとんど把握していなかったわけだ。代理人ヘイマンの職務怠慢とも受け取れる。「1年も期間があるのに今決めろって言い続けてたのか? くたばっちまえ! まあ1年以内には決めてやるからよ」とビーストはロリンズに罵声を浴びせると、リングを後にした。

 深いタメ息をつくロリンズ。蓄積した怒りを晴らすべく、メインではサミ・イン(34)をストンプ(頭部への踏みつけ)で一蹴したものの、高慢な「ミスターMITB」に翻弄される日々は続きそうだ。

 またPPV大会「スーパー・ショーダウン」(6月7日、サウジアラビア)でのWWEユニバーサル王座挑戦者決定4WAY戦(バロン・コービン、ザ・ミズ、ボビー・ラシュリー、ブラウン・ストローマン)はコービンが勝利して、傷心のロリンズへの挑戦を決めた。

「スーパーショーダウン」は日本時間6月8日、WWEネットワークでライブ配信される。