【WWE】“いつでもどこでも挑戦OK”の王座新設

2019年05月21日 13時16分

ミック・フォーリーが新王座設立を発表(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ニューヨーク州オールバニ20日(日本時間21日)発】WWEのロウ大会が開催され。殿堂入りも果たしたミック・フォーリー元GM(53)が新たに「24/7王座」の設立を発表した。数字は「年中無休」を意味しており、要するに1週間7日、1日24時間、レフェリーさえ立ち会っていれば、いつでもどこでも王座に挑戦できるシステム。何だかどこかで聞いたような気もするが、とにかく保持者は一瞬も気を抜けない過酷極まりないベルトだ。

 いわばフォーリーの象徴だったWWEハードコア王座(2002年に封印。フォーリーが永久王者に)の復活でフォーリーは「ロウ、スマックダウン(SD)、NXT、205 Live、NXT―UK、そしてレジェンドと呼ばれる人々…全てのWWEの選手が挑戦可能だ。今夜この瞬間、希望者によって初代王者を決めたまえ」と話すや、ベルトを中央に置いてリングを降りた。

 次の瞬間、9選手が猛ダッシュで登場。リング中央のベルトを狙って大混戦が展開された。結局、最後はタイタス・オニール(42)がベルトをゲットして名誉ある初代王者となった。
 しかし他の選手の追撃を振り切り、猛ダッシュしてステージへ逃亡すると、ロウ移籍後にボビー・ルードから改名したロバート・ルード(42)が突然飛び込んできて、新王者を強引に押さえ込んで3カウント。早くも第2代王者が誕生した。
 ルードはベルトを抱えてバックステージ中を逃げ回る。とても「グローリアス」と呼ばれる元SDタッグ王者の姿とは思えない…。

 9人に追い回されながら機材車に隠れた後、駐車場まで逃げるとRトゥルース(47)が「大丈夫か、ロバート。俺の車に隠れろ」と愛車のトランクに王者をかくまう。追手に対しRトゥルースは「ベルトを持った男ならあっちの方角に消えたぞ」とニセ情報を流して王者を救った。

「ありがとう。君のおかげで助かったよ…」とルードが頭を下げると、何と助手席にはレフェリーが隠れていた。Rトゥルースは背後から王者を襲って3カウントを奪い、第3代王者となった。王座設立からわずか40分で3度も王座が交代。新王者のRトゥルースも会場はもちろん、自宅や出先でも気を抜くことが許されず、WWE選手にとっては、ある意味恐怖の王座が誕生した。