【WWE】ロリンズがユニバーサル王座防衛 AJとの死闘制す

2019年05月20日 13時41分

激闘を終え、固く握手を交わすAJ(左)とロリンズ(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【コネティカット州ハートフォード19日(日本時間20日)発】WWEのPPV大会「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」が開催され、WWEユニバーサル戦は史上に残る激闘の末、王者セス・ロリンズ(32)がAJスタイルズ(41)を退けて防衛に成功した。

 同王座戦で初対決となる両雄は、開始から真っ向勝負でぶつかり合った。正面から打撃戦を展開し、ロリンズが高角度のフロッグスプラッシュを叩きつけると、AJは直後の雪崩式スープレックスを回避してジャーマン、トーチャーラックボムで反撃する。

 しかしフェノメナール・フォアアームは王者が撃墜。再び最上段から危険なスカイウオーカー(後方回転式裏DDT)、スモールパッケージボムとたたみかける。AJは必殺のストンプ(頭部への踏みつけ)をエスケープするとカーフクラッシャー、ムーンサルトからの裏DDTで反撃する。どちらも一歩も譲らない。

 17分過ぎにはストンプにきたロリンズをAJがスタイルズクラッシュで叩きつける。両者ダウンとなるも場内からは両雄に大歓声が巻き起きた。

 直後にロリンズが勝負に出た。フェノメナール弾を防ぐと、スーパーキックからストンプ一撃。死闘を制した。

 試合後、一度リングを降りたAJだが再度ロリンズの前に立つや、右手を差し出す。王者はしばらくためらった後、最終的にはガッチリと握手を交わした。盟友ローマン・レインズ(33)のSD移籍と“狂犬”ディーン・アンブローズ(33)の離脱により孤立していたロリンズだが、AJのロウ移籍によって、最高の盟友にしてライバルが出現した格好だ。

 また第9試合に出場を予定していた“大型犬”レインズは試合前に、体制派ギターマン・アライアス(31)に背後からギターで襲撃されて一時は出場が危ぶまれた。

 アライアスは勝手に「レインズはリングに上がれない」と発表した上で、恒例のリサイタルを開催。レインズを批判して自分を称賛する歌で場内をウンザリさせて引き揚げようとしたが、ここで大型犬のテーマ曲が鳴り響く。トップスピードでステージに現れるとアライアスをスーパーマンパンチで大の字にさせて強引にリングに上げ、わずか8秒、スピアー一撃でKOしてしまった。

 もう雑魚相手では満足できない。レインズの王座戦戦線復帰は目前だ。