【WWE】女子2冠ベッキー 調印式でKO醜態

2019年05月14日 12時33分

レイシー(左)とシャーロット(右)はベッキーをパワーボムでテーブルに沈めた(C)2019WWE,Inc.All Rights Reserved.

【英国ロンドン13日(日本時間14日)発】WWEのロウ大会が雨のロンドンで開催され、女子2冠王の“ザ・マン”ベッキー・リンチ(32)が、挑戦者2人にKOされる醜態をさらした。

 ベッキーは6日後に迫ったPPV大会「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(19日、コネティカット州ハートフォード)でレイシー・エバンス(29)とロウ女子王座、女王様シャーロット・フレアー(33)とスマックダウン(SD)女子王座を懸けて、前代未聞のダブル防衛戦に臨む。この日の第2試合後には調印式が行われた。

 男女を超越したカリスマ、マット界の貴族である女王様、古き良き時代の米国南部美女…水と油と液体洗剤のような3人が同じテーブルに着いても、話がはずむはずもない。女王様が長~い演説を終え、レイシーがゆったりとした口調で戴冠後のプランを語りだすと、さすがに王者がブチ切れ「あのさあ、もうウンザリだからサッサとサインしてくんないかな?」と調印証を2人に投げつけた。

 挑戦者組はサインを終えると、女王様が「さあレイシー、ベッキーにウィメンズ・ライト(右ストレート)をお見舞いしてやりなさい」とけしかけ、レイシーが王者に襲いかかる。何度もKOされているウィメンズ・ライトは回避したベッキーだが、レイシーにディスアーマー(腕固め)を決めたところへ女王様がビッグブーツを叩き込んで大の字にさせてしまった。

 惨劇は続く。シャーロットとレイシーは、何と2人がかりで調印式用テーブルにパワーボムで王者を叩きつけたのだ。ベッキーはピクリとも動けない。レイシーはロウのベルト、女王様はSDのベルトをそれぞれ掲げて王座奪還をアピール。前哨戦ではやられっ放しのベッキーは、本番で大逆転のダブル防衛を達成できるのか。

 また女子MITBラダー戦(8選手参加)の前哨4WAY戦が行われ、小悪魔アレクサ・ブリス(27)が「困ったわ。コスチュームを忘れちゃったから試合ができないの」との適当な理由を押し通し、日本でもおなじみの怪女ニッキー・クロス(30)を代役出陣させた。

 ここでニッキーが大奮闘。ラダー戦に出場するベテランのナタリア(36)に旋回式ネックブリーカーを決めて3カウントを奪取した。労せずして決戦へ先制打を放った格好のアレクサは試合後に悠々とリングイン。ニッキーに立てさせたラダーを上ると「いつでもどこでも王座に挑戦できる権利証」が入ったブリーフケースを手に、勝利をアピールした。

 「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間20日、WWEネットワークで生配信(日本語実況版付き)される。