【WWE】選手入れ替え見据えリング上で波乱続出

2019年04月10日 15時15分

ニュー・デイのウッズ(左)、ビッグE(右)とコフィ(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ニューヨーク州ブルックリン9日(日本時間10日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会が開催され、来週のスーパースターシェイクアップ(選手入れ替え)に向けて大波乱が相次いだ。

 冒頭では祭典「レッスルマニア35」で殊勲のWWE王座奪取を達成したコフィ・キングストン(37)が、ニュー・デイのメンバー(ビッグE、エグザビア・ウッズ)と祝勝会を始めた。昨夜のロウ大会ではWWEユニバーサル王者のセス・ロリンズ(32)とダブル王座戦&タッグ結成の歴史的快挙を演じており「ユニバース(ファン)と家族に感謝したい…」とホームリングで再び感謝の意を語った。

 ここで前夜に王者コンビに敗れたザ・バー(シェイマス&セザーロ)が、祭典でローマン・レインズ(33)に一蹴されたドリュー・マッキンタイア(33)を引き連れて登場。いずれもロウ所属で、シェイクアップを見据えた上での移籍アピールであることは明白だ。3人は6人タッグ戦を強要し、王者側も即諾。メインでの対戦が決まった。

 開始は大型の敵軍に押されたが、ニュー・デイは鉄壁のコンビネーションを見せ、最後はコフィがトラブル・イン・パラダイス(頭部への回転ハイキック)でシェイマスを一蹴。家族を呼び入れ、再び王座奪取を祝った。

 この日の相手3人がSDに移籍することは濃厚となったが、悪の権力者ビンス・マクマホン会長(73)が沈黙を貫いたのも気になる。いずれにせよ、来週のシェイクアップの結果次第で、コフィ=ニュー・デイ政権の今後が明らかになりそうだ。

 またロウ所属の“巨獣”ブラウン・ストローマン(35)も、US王者のサモア・ジョー(40)をまさかの襲撃。ド迫力のボディーアタックで突進したが、ジョーが機転を利かせて背後からコキーナクラッチを決める。巨獣の動きが止まったところで「災難はゴメン」とばかりにバックステージへ足早に引き揚げた。巨獣移籍となれば、新たな肉弾抗争は必至となった。

 第2試合では、自伝映画「ファイティング・ウィズ・マイ・ファミリー」製作のため現場を離れていた女の中の女・ペイジ(26)が久々にバックステージに登場。祭典で姑息にWWE女子タッグ王座を強奪した騒音美女軍団アイコニックス(ビリー・ケイ&ペイトン・ロイス)の初防衛戦に、SDの元GMとして厳しい視線を送った。

 強敵を回避して永遠に王座を守ると宣言したアイコニックスは、自ら選んだ地元のローカル女子チーム、ブルックリン・ベルズ(カリッサ、クリスティン)を2分足らずで一蹴し「キャーッ」と嬌声を上げた。

 この茶番劇に怒ったのか“WWEのスージー・スー”の異名をとるペイジは目に炎を浮かべつつ「しかし、やかましい連中ね…。来週のシェイクアップには、WWE女子タッグ王座にふさわしい最強のチームを連れてきます」と宣告。非実力派王者に自ら引導を渡す意思を明かした。

 シェイクアップは来週のロウ、SD大会で行われるが、例年以上に大きな地殻変動の予感が漂ってきた。