【WWE】中邑に強敵続々!初のタッグ王座まで苦難の道

2019年04月10日 13時34分

中邑(右)はアリを捕獲したが…(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ニューヨーク州ブルックリン9日(日本時間10日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会が開催され、同タッグ王座を狙う“黒いロックスター”中邑真輔(39)と“ブルガリアの怪人”ルセフ(33)の越境コンビが災難に見舞われた。

 2人はアンドラデ(29)を加え、アリスター・ブラック(33)、リコシェ(30)、アリ(33)組と激突。中邑はルセフとの合体攻撃から、リコシェにキンシャサ・ニー・ストライク(ボマイェ)を決めるなど大奮闘。しかし最後は「205 LIVE」出身同士の攻防からアリがアンドラデを450°スプラッシュで勝利した。

 衝撃は直後に訪れた。何と“毒蛇”ランディ・オートン(39)がトップスピードでリングイン。フラフラと立ち上がったアリに強烈なRKOを見舞うと、嵐のように消えた。さらには3月に復帰したばかりの嫌われ者ケビン・オーエンズ(34)までが乱入。中邑の相棒ルセフをスタナーでKOするとサッサと逃亡した。

 残された6選手は事情がのみこめない。毒蛇とオーエンズは結託したということなのか、それとも別々にSDタッグ戦線に名乗りを上げるということなのか――。ルセフは場外で床を叩きながら「悔しいのだ。本当に悔しいのだ…」と全身で怒りをあらわにした。妻のラナ(34)は顔面蒼白、中邑は相棒の肩を叩いて「落ち着け、ルセフ!」と必死になだめた。いいコンビだ…。

 毒蛇は祭典「レッスルマニア35」でAJスタイルズ(41)との遺恨決着戦で敗れたばかり。オーエンズは3月にヒザの手術から約5か月ぶりに復帰して、いきなりダニエル・ブライアン(37)のWWE王座に挑戦したが、その後のプランは明確にされていなかった。偶然にも前夜には、その昔に醜い離反劇を展開したオーエンズの旧相棒サミ・ゼイン(34)も、復帰宣言したことも気になる。いずれもSDタッグに照準を合わせてくるとなれば、中邑にはかなり厄介な存在となる。

 そして肝心の王座戦でも波乱が起きた。祭典で中邑組、ザ・バー(シェイマス&セザーロ)、アリスター&リコシェを相手に王座を防衛したウーソズ(ジミー&ジェイ)が、ハーディー・ボーイズ(マット&ジェフ)に破れて王座から陥落したのだ。

 しかもスワントーンボムで勝負を決めたのは、昨年中邑とUS王座をめぐって抗争を続けた弟ジェフだった。勝利後、昨夜のロウ大会でも現れたラーズ・サリバン(30)に襲撃されるアクシデントもあったが、中邑が狙うベルトに強敵が群がってきたことは事実。ロックスターは初のタッグ王座まで苦難の道を強いられそうだ。