【WWE】カート・アングルが引退試合翌日に“復活” 無礼者コービンを制裁

2019年04月09日 14時59分

【ニューヨーク州ブルックリン8日(日本時間9日)発】WWEのロウ大会が開催され、前夜の「レッスルマニア35」で引退試合を行った“世界最高のプロレスラー”カート・アングル(50)が早くも“復活”を果たした。

 カートは祭典でバロン・コービン(34)に敗れるも、胸を張って笑顔でリングを去った。この日の第1試合後には、出世欲の権化・コービンが長々とカート戦勝利を自慢。「もはや俺は五輪金メダリスト以上の存在だ!」と無礼極まりない言葉を吐いた。

 ここでカートが「へなちょこ野郎!」の大声援を背に入場。激怒すると思いきや「コービン、おめでとう。ボクは引退する。これからの君の活躍を祈るよ。ホントにホントさ!」と男の中の男らしく握手を求めた。

 ところが次の瞬間、グイッと上体に力を込めると、必殺のアングルスラムからアンクルロックでコービンを蹴散らしてしまった。自分のキャリアを侮辱されたことが我慢できなかったのだろう。キッチリ落とし前をつけて、これからはフロントとして第2の人生を…と思いきや、災難は続いた。なぜか長期欠場していたラーズ・サリバン(30)がリングインしてきたのだ。

 人として決してまともな部類には属さないサリバンは、あいさつもしないままフリーク・アクシデント(変型スパインバスター)からダイビングヘッドバットでカートをKOしてしまった。リングを降りた世界最高のプロレスラーに、安息の日などないのだろうか。カートもつらいよ…。

 また孤独なギターマン・アライアス(31)が、自分の歌のコーナーで「昨日はジョン・シナに俺の歌を邪魔された。きっと今夜はデッドマンが来るんだろうな…」と自虐的につぶやくや、本当に場内が暗転して鐘の音が鳴り響き“怪人”ジ・アンダーテイカーが降臨。怪人はチョークスラムを決めると、首をかっ切るポーズからツームストーンパイルドライバーでアライアスを葬った。

 怪人のWWE登場は昨年11月のサウジアラビア決戦以来、約5か月ぶりとあって、思わぬレジェンドの降臨に最後は「サンキュー・テイカー!」の大歓声が巻き起こった。アライアスは前夜も1月から欠場していたジョン・シナ(41)に歌を妨害され、復活をアピールされたばかり。もはや歌手というよりは、大物を呼び寄せる単なるイタコ的存在と化してきた。