【WWE】コフィとロリンズが歴史的ダブル王座戦と共闘を実現

2019年04月09日 13時50分

ロリンズ(左)とコフィ(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ニューヨーク州ブルックリン8日(日本時間9日)発】WWEのロウ大会が開催され、前夜の祭典「レッスルマニア35」で殊勲の戴冠を果たした2人が、歴史的なダブル王座戦とタッグ結成を一夜にして実現させてしまった。

 冒頭では難攻不落の“ビースト”ことブロック・レスナー(41)からWWEユニバーサル王座を奪取した新王者のセス・ロリンズ(32)が、ユニバース(ファン)に勝利を報告。「みんなの応援のおかげでベルトを取ることができた。心から感謝している。レスナーはさっそくラスベガスへ行ったらしいが、別に帰ってくる必要なんてもうないさ。俺は彼とは違う。常に戦い続けるチャンピオンでいたい」と宣言して大歓声を浴びた。

 すると同じく悪のWWE王者ダニエル・ブライアン(37)を撃破して奇跡の初戴冠を果たした人気者コフィ・キングストン(37)がニュー・デイ(ND=ビッグE、エグザビア・ウッズ)のメンバーと登場する。

 所属するスマックダウン(SD)の祝勝会まで待てなかったと説明したコフィは「あんたはビーストを、俺は不可能と思われた夢を実現させてしまった。昨夜は女子が勝者総取りマッチをやったよな? 今夜は俺たちがやってみないかい?」と多少、図に乗った感もある提案をした。ロリンズもこれを快諾。メインでダブル王座戦が緊急決定した。

 開始はじっくりとしたグラウンド戦からチョップ合戦へ。試合巧者同士だけに、お互いの技を読んでは阻止する展開となる。6分過ぎにロリンズが狙ったストンプは、スクールボーイで巧みに返される。ところが直後にコフィが場外へのダイビングを狙ってコーナーに立った瞬間、前夜のSDタッグ王座戦で敗れたザ・バー(シェイマス&セザーロ)が乱入したため、無効試合のゴングが鳴らされた。

 ザ・バーはSD所属で明らかに来週大会で行われる「スーパースターシェイクアップ(選手入れ替え)」を見据えた乱入だ。怒ったロリンズは「お前らが俺たちの歴史的な試合をぶち壊しにした。今ここでやってやる!」と通達。これまた前例のないロウとSDの王者コンビがスクランブル発進した。

 最後はコフィのトラブル・イン・パラダイス(回転式ジャンピングハイキック)から、ロリンズがストンプ(踏みつけ)をセザーロに決めて3カウント奪取。鮮やかな連係で王者組が快勝した。2人は固く拳を突き合わせた後、ベルトを高々と掲げてお互いの健闘を誓い合った。予想もしなかった豪華な2連戦に場内は熱狂の渦となった。

 心配なのはコフィの行動に対して、悪の最高権力者ビンス・マクマホン会長(73)がどう動くかだ。まずはニュー・デイが凱旋を果たす明日のSD大会が注目となってきた。