【WWEレッスルマニア】巨獣ストローマン 芸人蹴散らし30人バトルロイヤル制覇

2019年04月08日 11時31分

【ニュージャージー州イーストラザフォード7日(日本時間8日)発】WWE年間最大の祭典「レッスルマニア」が当地のメットライフ・スタジアムで開催され、30選手参加の「アンドレ・ザ・ジャイアント杯争奪バトルロイヤル」は“巨獣”ブラウン・ストローマン(35)が圧巻の強さを見せつけて優勝した。

 最後に残ったのは、巨獣、そして特別枠参加で姑息に隠れ続けていた人気コメディアンのコリン・ジョスト(36)とマイケル・チェ(35)の3人という意外な展開に…。

 昨年の祭典では会場にいた普通の少年ニコラス君(10)をパートナーに抜てきしてロウタッグ王座を獲得(注・ニコラス君は学業専念のため王座即返上)したストローマンだったが、子供には優しくても人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」で大人気の芸人には厳しかった。許しを請う2人を無視してリング下に放り投げ、サッサと非情のVを決めた。

 また仲間割れを起こしてSDタッグ王座を失ったシェーン・マクマホン(49)とザ・ミズ(38)の遺恨決着戦(エニウェアフォールマッチ)は大荒れの結末に終わった。

 シェーンがミズの父親ジョージ・ミザニン氏(60)に暴行を働いたことが分裂の原因だったが、この日も悪のコミッショナーは父親を挑発。ミザニン氏もミザニン氏で、よせばいいのにリングに上がりファイティングポーズをとったため、シェーンが殴る蹴るの暴行を加えた。

 還暦を迎えた父を再び侮辱されたミズが激怒。いつもの伊達男ぶりを捨てて鬼の形相に転じるや、場外のイス攻撃でシェーンを追い込む。中継カメラ用スタンド上でスカルクラッシングフィナーレ(顔面砕き)を決めるや、何と地上4メートルのスタンド上から雪崩式ブレーンバスターを見舞ったから場内は声を失った。

 そのままの体勢で床に突っ込んだ2人は、シェーンが上になった状態で完全失神。ここでレフェリーが3カウントを入れ、殺人技を仕掛けたミズが逆にフォールを奪われる格好となり、遺恨決着はまたもや持ち越しとなった。

 同じく“毒蛇”ランディ・オートン(39)との遺恨決着戦に臨んだAJスタイルズ(41)は、フェノメナール・フォアアーム連打で辛勝。WWE王座奪還へ前進した。

 ロウタッグ選手権はカート・ホーキンス(33)、ザック・ライダー(33)組が王者のザ・リバイバル(スコット・ドーソン、ダッシュ・ワイルダー)が撃破して悲願の初戴冠を果たした。