【WWE】カイリVSビアンカにシェイナ軍またも乱入 騒動鎮めたイオが戴冠へ前進

2019年04月04日 12時30分

セインの救出に駆けつけ、鮮やかな月面水爆をシェイナらMMA軍団に見舞うイオ(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 WWE・NXTが3日(日本時間4日)に放送され、NXT女子王座挑戦を控えた海賊姫ことカイリ・セイン(30=宝城カイリ)が、ビアンカ・ブレア(29)と前哨戦に臨むも、またしても王者シェイナ・ベイズラー(38)が乱入。NXT女子全選手が制止に入る大混乱の末、またしても無効試合に終わった。

 カイリは2日後に迫った「NXTテイクオーバー・ニューヨーク」(5日)のNXT女子王座フェイタル4WAY戦で王者シェイナ・ベイズラーと盟友の紫雷イオ(28)、ビアンカと激突する。

 最後の前哨戦とあって海賊姫は、開始から積極的に出た。スピアー、スライティングD、エプロンからのカブキエルボーで一気に攻める。ビアンカに身長170センチの長い手足を駆使したコブラツイストで捕獲されると、意地をムキ出しにして卍固めで反撃した。

 さらにスライディング式カッター連打、お得意の行進ポーズからスライディングD、フライングカブキ弾、カウンターの裏拳と攻勢は続く。しかし必殺のインセインエルボーは未然に防がれ、逆に雪崩式脳天砕きで返されてしまった。ここが勝負とばかりにビアンカがパッケージドライバーを放った直後、MMA軍団(マリナ・シェファー&ジェサミン・デューク)を引き連れた王者が、猛スピードで乱入。3人がかりで2人に殴る蹴るの暴行を加えた。結局8分34秒、無効試合のゴングが鳴らされた。

 ここで王座戦に出場するイオが、血相を変えて救出に駆けつける。3週間前の大会ではイオとビアンカが挑戦者決定戦を行うも、リングサイドで観戦していた王者が突然試合に乱入。カイリが救出に入り、急きょ4WAY王座戦が決まった経緯がある。立場が変わっただけで全く同じ結末になってしまったわけだ。

 6人の大乱闘が収拾がつかないと見たウィリアム・リーガルGM(50)がNXT女子選手全員に制止を命じると、リング上は20人以上が入り乱れるカオス状態に…。何とか王者はリング下に引き戻されたが、怒りが収まらないビアンカはMMA軍をリフトアップして場外に放り捨てる。この時点でリング上はビアンカとイオの2人のみとなった。

 するとイオはアッパーカットでビアンカをリング下に叩き落とすや、コーナーから場外のMMA軍に鮮やかなムーンサルトを放ち、騒動を鎮火させてしまった。イオはリング上に残されたベルトを抱きしめると満面の笑み。いち早く戴冠をアピールし、大「イオコール」を浴びた。カイリはエプロンから悔しそうな表情で盟友を見上げるのみだった。

 王者の度重なる無法行為で王座戦の行方は見えないままだが、約8か月ぶり2度目の戴冠を狙うカイリからこの日の主役を強奪したイオが、WWE入団後初の王座へ大きく前進したのは間違いない。

 王座戦が行われる「NXTテイクオーバー・ニューヨーク」は日本時間4月6日にWWEネットワークでライブ配信される。