【WWE】アスカSD王座から転落 シャーロットに“不意打ち”食らい連敗

2019年03月27日 11時10分

アスカ(右)はシャーロットのフィギュアエイトに無念のタップ(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【コネティカット州アンカスビル26日(日本時間27日)】WWEのスマックダウン(SD)大会で、SD女子王者アスカ(37=華名)が、急きょ組まれた女王様シャーロット・フレアー(32)との防衛戦で敗れ、昨年12月に奪取した王座から転落した。

 この日は祭典「「レッスルマニア35」(4月7日、ニュージャージー州イーストラザフォード)での挑戦者を決めるために、女子4選手による4WAY戦が行われるはずだった。しかし大会直前で事態は急転。何と祭典でロウ女子王座トリプルスレッド戦(王者ロンダ・ラウジー、ベッキー・リンチ、シャーロット)に出陣するシャーロットの挑戦が電撃決定したのだ。

 シャーロット推しのビンス・マクマホン会長(73)の策略なのは間違いない。予想外の展開にアスカは驚きを隠せなかったものの、王者として誰の挑戦でも受けなければならない。開始から左足に集中砲火を浴びるも、女王様に強烈な蹴りを叩き込み、飛びつきDDT、ヒップアタック、スライディングキックなど多彩な攻めで追い込んだ。

 しかし試合巧者のシャーロットも引かない。ヒップアタックを寸前でかわすとビッグブーツからムーンサルトを放つ。それでもアスカは必殺のフィギュアエイト(ブリッジ式足4の字固め)だけは下からの蹴りや、体を側転させて徹底的にディフェンスする。しかし逆転を狙ってコーナー最上段に上がるも、逆に雪崩式顔面砕きで万事休すとなった。

 それでもトップスピードのスピアーをカウンターのDDTで返すと、腕固めで反撃。必殺のアスカロックに捕らえた。だが百戦錬磨の女王様もアスカとの戦い方は熟知している。長い手足を使って巧みに脱出すると、鮮やかなムーンサルトから十八番のフィギュアエイト。王者がタップして約半年ぶりに同王座を奪還した。

 堂々とゴージャスな笑顔でベルトを巻き、祭典のロゴを指さすシャーロット。アスカは昨年の祭典でシャーロットに挑戦したが、267連勝を止められて戴冠を逃しており、2連敗となった。アスカはうずくまったままケンカ腰の表情で女王様を見上げた。会場入りしてからカード変更を伝えられたとあっては、不満を爆発させても不思議ではなかった。

 これでシャーロットはSD王者として祭典に出陣。文字通りの女子最強決定トリプルスレッド戦となったが、不意打ちを食らって無冠となった格好のアスカも黙ってはいないだろう。祭典後の逆襲に期待したい。