【WWE】トリプルHとバティスタ 4・7祭典で遺恨決着戦

2019年03月12日 13時12分

トリプルH最高執行責任者(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ペンシルベニア州ピッツバーグ11日(日本時間12日)発】WWEのロウ大会でトリプルH最高執行責任者(COO=49)と野獣バティスタ(50)の遺恨が約5年ぶりに再燃。祭典「レッスルマニア35」(4月7日、ニュージャージー州イーストラザフォード)での遺恨決着戦が電撃決定した。

 野獣は先々週の大会で“レジェンド”リック・フレアーを襲い、70歳の誕生日記念式典をブチ壊した。バティスタはトリプルHとの確執により2014年6月に退団しており、遺恨は残ったままだった。トリプルHへの報復が目的なのは明白で、多数のゲストを呼んで豪華な式典と贈呈用の黄金ベルトまで用意したCOOは激怒。先週大会では直接対談を求めていた。

 要求通りにバティスタは、映画スターらしく十数人のセキュリティーを引き連れて第4試合終了後に登場。COOは両拳にテーピングを施し完全に臨戦態勢の状態で、リング上からステージ上の野獣と対話を始めた。トリプルHは「お前に少しでも勇気が残っているなら、今このリングに上がって俺と対峙してみろ」と挑発する。その口調と怒りに満ちた表情はもはや最高責任者ではなく恐怖の“ザ・ゲーム”そのものだ。

 堂々たる態度で受けた野獣は「フン、お前の手には乗らねえよ。俺が何を欲しているか、お前に分かるか? 俺はそれを手に入れるためなら何でもやる。お前の大事な家族でも襲ってやる」と応じる。さらに、ひと呼吸置くと「ゲーム、俺が欲しているもの。それはレッスルマニアでお前と最後の戦いをすることだよ」とドスの利いた声で祭典での遺恨決着戦を迫った。

 この言葉を聞いたトリプルHは、全身の毛が逆立つような殺気を発しながら「…受けた」と短く受諾。最終遺恨決着戦が電撃決定だ。野獣は「俺は、やり残した唯一のことに区切りをつけなければならない。そしてこれが俺のラストマッチになる。感謝するよ」と言い残してバックステージへ向かった。

 するとここでトリプルHが背中からバティスタを呼び止め「ルールはなし。ノー・ホールズ・バードマッチでやろうぜ」と事実上のデスマッチを提案。バティスタは歩を止めて振り返ると初めてサングラスを外し、リング上のトリプルHを射抜くような視線を送った。約10メートル以上も離れていたにもかかわらず、見る側の胃に穴が開きそうな緊張感を強いる両雄のやりとりは、さすがのひと言に尽きた。

 お互いの過去を清算すべく、危険すぎる再会を果たし、遺恨完全決着戦に臨むトリプルHとバティスタ。祭典きってのデンジャラスな戦いは必至となってきた。「レッスルマニア35」は日本時間4月8日にWWEネットワークで生配信(日本語版実況付き)される。