【WWE】王座防衛ロンダを出場停止のベッキーが松葉づえで乱打

2019年02月18日 12時34分

シャーロットとロンダを松葉づえで襲ったベッキー(C)2019-WWE,-Inc.-All-Rights-Reserved.

【テキサス州ヒューストン17日(日本時間18日)発】WWEのPPV大会「エリミネーション・チェンバー」が開催され、元UFC女子世界バンタム級王者でロウ女子王者のロンダ・ラウジー(32)は、ルビー・ライオット(28)をわずか1分39秒、必殺のアームバーで一蹴。王座を防衛した。

 リングサイドでは祭典「レッスルマニア35」(4月7日、ニュージャージー州イーストラザフォード)で対戦が決まった女王様シャーロット・フレアー(32)がゴージャスに観戦。黒のロングタイツにベストという新コスチュームで登場したロンダは、パンク女をアッサリ退けると、リングに上がってきた女王様と激しい視殺戦を繰り広げた。

 すると、祭典の5日後まで出場停止処分中の“ザ・マン”ベッキー・リンチ(32)が松葉づえ姿で客席からリングイン。カリスマの登場に場内は嵐のような歓声だ。

 ロンダは鬼のような形相でベッキーをにらみつける。祭典での対戦を約束しながらも、左ヒザを負傷後はトリプルH(49)夫妻の勧告を拒んで医師の診断を受けず、挑戦権を剥奪されたベッキーが“裏切り者”にしか見えなかったからだ。ところが左ヒザはニーブレスで固定されており、明らかに診断を受け、何らかの手術か治療を受けた模様だ。

 ここでカリスマはちゃっかり挑戦者となったシャーロットを松葉づえで乱打する。その気迫に押された女王様は防戦一方となってダウン。執拗に松葉づえを振り回すベッキーに対し、父親リック・フレアーのように泣き顔で「もう許してちょうだい」と哀願した。するとベッキーはロンダを襲い始める。さすがにここでセキュリティーが割って入り、出場停止中のベッキーを強制退場させた。

 試合後、ロンダは無人のリングで途方に暮れるのみ。しかしベッキーが医師の診断を受けたとなれば、出場停止処分の根本だった部分は解決したことになる。祭典での挑戦は完治の時期、そして勧告を無視された上に暴力行為を働かれて処分を下したトリプルH夫妻と、処分を重くしたビンス・マクマホン会長(73)の判断しだいということになる。

 一度は着地した祭典の女子最強決定戦。混迷は再度、深まってきた。