【テキサス州ヒューストン17日(日本時間18日)発】WWEのPPV大会「エリミネーション・チェンバー(EC)」が開催され、WWEクルーザー級王座戦は、元ドラゴンゲートの戸澤陽(33)が王者のバディ・マーフィー(30)に惜敗した。
戸澤は開始から積極的にバックドロップ、閃光魔術弾、雪崩式ウラカンラナで攻め込み「アンストッパブル」と呼ばれる王者を追い込んだ。さらに、カミゴェ式のヒザを浴びながら打撃戦でも優位に立ち、ノータッチトペ2連打から背中へのセントーンを連射。王座へあと一歩まで迫った。
しかし12分過ぎに複合関節技をそのまま持ち上げられると、超高速のマーフィーズ・ロウ(変型デスバレー)で叩きつけられ逆転負け。2017年8月に当時の王者ネヴィルを撃破して悲願の初戴冠を果たしてから約1年4か月ぶりとなる王座奪取は、惜しくも達成できなかった。