【WWE】ランディ・オートン 労せずにPPV「エリミネーション・チェンバー」王座戦への有利な出場順ゲット

2019年02月13日 13時40分

AJ(下)を葬ったオートン(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【オハイオ州トレド12日(日本時間13日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会が行われ、5日後に迫ったPPV大会「エリミネーション・チェンバー(EC)」(17日=テキサス州ヒューストン)のWWE王座戦へ向けて大波乱が連続した。

 決戦ではEC戦で王者“ニュー”ダニエル・ブライアン(37)に5選手が挑戦する。しかし、先週大会で“毒蛇”ランディ・オートン(38)に実況席に叩きつけられたムスタファ・アリ(32)が頭部負傷のため欠場を発表。代役としてニュー・デイ(ビッグE、コフィ・キングストン、エグザビアー・ウッズ)のいずれかを指名した。

 第2試合ではEC戦で最後に出場する権利をかけて、6選手によるガントレットマッチが行われた。金網で囲まれたリング内に選手を閉じ込めたガラス箱が設置され、時間差で戦う過酷マッチだけに、出場順が運命を左右する。

 ここで奇跡が連続して起きた。抜てきされたニュー・デイのコフィ(37)が奮闘を見せ、大物に「3タテ」を食らわせたのだ。まず王者ブライアンと激突すると、トラブル・イン・パラダイス(頭部への回転ハイキック)で3カウントを奪う大殊勲。コフィは次に登場したジェフ・ハーディー(41)もSOS(変型大外狩り)で撃退。続くサモア・ジョー(39)もコキーナクラッチを巧みに丸め込み、3カウントを奪った。

 怒ったジョーは勝負後もコフィを絞め続ける。ここでAJスタイルズ(41)が登場。悪のサモア人を蹴散らすとマラソンマッチとなったコフィを気遣いつつ、ゴングが鳴った。しかしコフィの疲労は限界を超えていた。粘りに粘るも最後はカーフクラッシャーにたまらずタップ。敗れはしたが実に59分を戦い抜く大健闘。「EC」では台風の目となりそうだ。

 そして最後の1人にはオートンが登場。AJは闘志満々で待ち受けるが、何と毒蛇は背後からAJを急襲。鮮やかなRKOを決めてわずか8秒で葬った。労せずしてEC戦での「権利」を得たオートン。一方、王者ブライアンは初戦で伏兵に足をすくわれ、不安を残した。地獄のリングで最後に笑うのは誰か――。

「エリミネーション・チェンバー」は日本時間18日、WWEネットワークで生配信(日本語実況付き)される。