【WWE】中邑とルセフが初タッグで好連係!アンダーソン組に逆転勝ち

2019年02月06日 12時36分

【ワシントン州エバレット発5日(日本時間6日)発】奇妙な越境チームが好連係で初勝利を決めた。WWEのスマックダウン(SD)大会が行われ、前US王者で“黒いロックスター”こと中邑真輔(38)が“ブルガリアの怪人”ルセフ(33)と初タッグを結成。カール・アンダーソン(39)、ルーク・ギャローズ(35)に逆転勝ちを決めた。

 中邑は先週の大会でRトゥルース(47)にまさかの敗退を喫してUS王座から転落。「ロイヤルランブル」でルセフから奪還したが「2日天下」に終わった。この直後にブルガリアの怪人と新王者にキンシャサ・ニー・ストライク(ボマイェ)とマチカキックの競演を決めて奇妙な友情が芽生えた。

 この日は先週の試合後にケンカを売りつけてきたアンダーソン組と激突。開始早々は呼吸が合わず、ルセフが勝手にタッチして中邑が怒るなど、空中分解もやむなしのムードが漂った。

 しかし劣勢に立たされると両雄の息が合ってくる。中邑がアンダーソンにエクスプローラーを決めれば、ルセフも故ジャイアント馬場さんのようなジャンピングネックブリーカードロップでギャローズを大の字にさせた。

 中邑がリング下で倒れるシーンでは、ルセフの愛妻ラナ(33)がキーキー言いながら「早く上がって!」とゲキを飛ばす。しかし、中邑はお前の亭主(ルセフ)の部下ではない。それでもすかさずリング上に戻り、マジックキラーの態勢に捕らえられたルセフをヒザで救出。キンシャサ弾でギャローズをリング下に排除する。

 さらには孤立したアンダーソンもキンシャサ弾を狙うが、これはカウンターのジャンピングニーで迎撃された。すると、すかさずルセフが横からマチカキック一撃。見事な連係でアンダーソンを仕留めた。

 勝利後はルセフがリング上に倒れこむ中邑に「相棒よ、さあ立つのだ」と友情の手を差し伸べる。最後はルセフを中心に中邑、ラナの3人が勝者のコールを受けた。分裂必至と思われた黒いロックスターとブルガリアの怪人の初陣は満点の内容だった。もちろん、お互いがRトゥルースに奪われたUS王座の奪回を狙っているため、最終的には敵味方に分かれるだろう。たとえ短期間でもSDタッグ戦線に乗り出せば、新鮮な展開も期待できる。

 孤高の立場を貫いてきた中邑だが、ルセフとの共闘で新たな境地に突入しそうだ。