31日に配信された米WWE・NXT大会で“海賊姫”カイリ・セイン(30=宝城カイリ)と“天空の逸女”こと紫雷イオ(28)の元スターダムコンビが、因縁の軍団を撃破した。

「MMAフォー・フォース・ウィメン」のマリナ・シェファー&ジェサミン・デュークとタッグ戦で対戦するや、カイリとイオは抜群のチームワークを発揮した。ジェサミンの背後からダブルのドロップキックを決め、続けてイオが串刺し式のダブルニーで攻め込んだ。

 その後イオがつかまる場面もあったが、交代したカイリはドラゴンスクリューからスピアー、さらにスタイディングDの波状攻撃をマリナに決めた。最後はイオがトペ・スイシーダでジェサミンを蹴散らし、カイリはコーナートップからのインセインエルボーをマリナに決めて3カウントを奪った。

 27日に発表された「NXTイヤーエンド・アワード2018」ではカイリが年間最優秀スーパースターと年間最優秀女子スーパースターの2冠を達成し、イオもフューチャースターを受賞した。「誰も私たちを止められない」という言葉通り、実力者コンビがますます勢いを増してきた。