【カンザス州ウィチタ22日(日本時間23日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会で、5日後のPPV大会「ロイヤルランブル(RR)」(27日=同28日、アリゾナ州フェニックス)に向けて波乱が続出した。

 悪のWWE王者ダニエル・ブライアン(37)は「RR」で挑戦を受けるAJスタイルズ(41)と、ビンス・マクマホン会長(73)が仕切る中で対峙した。

 だがブライアンは「AJと同じリングに上がりたくない」と言って場外から罵倒するや、AJは「それは恐怖が原因だ。お前は今日、そしてRRで何が起こるか恐れているんだ」と応戦。ビンス会長がリングに上がるよう命令するも、ブライアンは言うことを聞かない。これにしびれを切らしたAJが襲い掛かった。

 リングに逃げ込んだブライアンはビンス会長を盾にしてフェノメナール・フォアアームを回避し、カウンターのニープラス(ランニングニー)でAJを迎撃。ベルトを掲げながら悠々とその場を後にした。