【カンザス州ウィチタ22日(日本時間23日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会で「不倫疑惑抗争」決着戦が行われるも、不透明な結果に終わった。

 次回PPV大会「ロイヤルランブル(RR)」(27日、アリゾナ州フェニックス)女子RR戦で最大の火種となりそうなのが「不倫疑惑抗争」中のビキニ悪女マンディ・ローズ(27)と、夫を誘惑され続けてノイローゼ状態に陥ったナオミ(31)の遺恨劇だ。

 RR戦を5日後に控え、この日はようやくシングル戦が実現。相変わらず際どいコスチュームの悪女は仲間のソーニャ・デビル(24)を帯同してきたが、夫を信じきれないのか、ナオミは単独でリングイン。案の定、ナオミがエプロンに立つとソーニャがリング外から足を引っ張り、すかさずマンディがコーナーにナオミの顔面を叩きつけて強引にフォールを奪った。

 元SD女子王者の面影はなく、3分足らずで完敗を喫したナオミはただ涙にくれるのみ…。ここで問題の夫、ジミー・ウーソ(33)がようやく駆けつけて敗れた愛妻をなぐさめる。ナオミは夫の胸に顔を埋めたが、その動きはぎこちない。先々週はステージからバスローブ姿で誘惑され、先週大会では昆虫網よりミエミエの「ハニートラップ」にまんまと引っ掛かった引け目もあったかもしれないが、ジミーも男なら最初からセコンドに付くべきだった。それとも本当は裏ではマンディと通じているのか…。様々なドロドロした遺恨を残したまま、女子RR戦はいよいよ5日後ゴングが鳴らされる。とにかくすべてをハッキリさせていただきたい。

 SDからのRR戦出場メンバーは現時点でマンディ、ナオミ、ソーニャのほか、シャーロット・フレアー、カーメラ、ゼリーナ・ベガ、アイコニックス(ビリー・ケイ&ペイトン・ロイス)、ラナの9選手が決まっている。