【WWE】“狂犬”アンブローズが新王者 ロリンズとの遺恨決着戦制す

2018年12月17日 14時57分

ロリンズ(右)を攻めるアンブローズ(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【カリフォルニア州サンノゼ16日(日本時間17日)発】WWEのPPV大会「TLC」で行われたインターコンチネンタル選手権は“狂犬”ディーン・アンブローズ(33)がセス・ロリンズ(32)を撃破。元ザ・シールドの遺恨決着戦に勝利して新王者となった。

 意外なほどクリーンな試合展開だった。狂犬は警護隊に介入もさせず、じっくりと試合を楽しむかのようにロリンズと組み合う。オーソドックスな展開の末、意外にもアンブローズは和解の意思を示すかのように拳を突き出す。しかしワナと判断したロリンズは応じず、逆に場外戦では実況席へのパワーボムで、かつての盟友に完全惜別の意を表した。

 リングに戻ると息も絶え絶えのアンブローズに罵声を浴びせ、トドメのカーブ・ストンプを狙う。しかし狂犬はこの一撃を見切っていた。スクッと起き上がるやカウンターのダーティー・ディーズ一閃。完璧な3カウントでベルトを強奪した。アンブローズは以前のよう悪態が薄れており、王座交代を契機に2人の絆は戻る気配も見えたが、果たしてどうなるか。

 またWWE王座戦は“悪の王者”ダニエル・ブライアン(37)がAJスタイルズ(41)と大激闘を展開。AJが一方的に押し込むも、最後はフェノメナール・フォアアームとニープラスが交錯した後、丸め込み合戦の末、ブライアンが3カウントを奪取。高笑いを決め込んでベルトを肩にサッサとリングから去った。もはや“狂乱の貴公子”リック・フレアー並みに「狡猾かつ負けない王者」となった感も強いブライアン。悪の長期政権を築きそうだ。