【カリフォルニア州サンディエゴ10日(日本時間11日)発】WWEのロウ大会が行われ、元UFC世界女子バンタム級王者でロウ女子王者のロンダ・ラウジー(31)が、2週連続で“前哨戦”勝利を収めた。

 PPV大会「TLC」(16日、カリフォルニア州サンノゼ)では大型女ナイア・ジャックス(34)との王座戦が決定している。この日、タミーナ(40)と登場した“フェースブレイカー”ナイアは「日曜日に私はロウ女子王者になる。この拳を顔面に何発も食らわせて、ロンダ伝説を消し去ってやる」と宣告した。

 ここで鬼の形相のロンダが姿を現し「私はポーズやトークのためにWWEに来たんじゃない。戦うためよ!」と応戦し、突っかかっていくが、ナイアに回避されてしまう。するとロンダの仲間、エンバー・ムーン(30)が駆けつけ、エンバーとタミーナがロンダとナイアの代理として対戦することになった。

 試合は白熱の攻防を展開したが、エプロンで介入しようとするナイアをロンダが引きずり落として客席に投げ飛ばすと、最後はエンバーがエクリプス(ダイビング式回転スタナー)でタミーナを沈めた。先週のタッグ戦に続き、ロンダ&エンバーが勝利した。

 なおPPV「TLC」は日本時間17日にWWEネットワーク(日本語版実況あり)で生配信される。