【WWE】DXがアンダーテイカーを奇襲!サウジ決戦は不穏ムード

2018年10月30日 14時47分

火花を散らしたストローマン(左)とレスナー(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ノースカロライナ州シャーロット29日(日本時間30日)発】WWEのロウ大会が開催され、PPV大会「クラウン・ジュエル(CJ)」(11月2日、サウジアラビア)へ風雲急が告げられた。

 大会4日前でDX(トリプルH、ショーン・マイケルズ=HBK)が大逆襲に転じた。サウジ決戦では破壊兄弟(ジ・アンダーテイカー、ケイン)と遺恨決着戦を行うが、ここまでは兄弟に圧倒されっぱなし。この日もメイン終了後、兄弟がリング上に現れ、テイカーは「ゆっくりとお前らに苦痛を与えた後、命を奪い取る」と“死刑宣告”を放った。

 するとDXのテーマ曲が鳴り響き、ステージ上にはトリプルHが登場する。HBKの姿はない。不審に思ったケインはステージへと歩き始めるが、これはワナだった。トリプルHに気を奪われているテイカーの背後から、HBKが猛ダッシュでリングイン。不意を突く形でテイカーのアゴにスイート・チン・ミュージックを決めたのだ。無防備だった怪人の巨体が崩れ落ちる。DXならではの奇襲攻撃がズバリ的中した。

 HBKはトリプルHとハイタッチを交わし、まるで試合に勝ったような大騒ぎ。一方の破壊兄弟は全身に怒りの炎をたぎらせて、怨敵をにらみつけた。ようやくDXが決戦へ向けて一矢報いた格好だ。

 また先週大会でロウタッグ王座を獲得しながらまさかの裏切り行為を働き、最強ユニット「ザ・シールド」を崩壊させた“狂犬”ディーン・アンブローズ(32)に対してセス・ロリンズ(32)が釈明を要求。しかし会場2階席の一番奥に登場した狂犬はリングに上がらず、ロリンズの追及にも無言を貫いた。

 盟友ローマン・レインズ(33)が白血病による長期休養という非常事態下だけに、ロリンズの怒りももっともだ。「お前は魂を失った。本当に頭がいかれた野郎だ!」と罵倒されると、アンブローズは背中を向けて立ち去った。

 サウジ決戦に向けてもシールドの周辺には危険な香りが漂う。この日、8人参加のトーナメント「WWEワールドカップ」1回戦でロリンズの相手に予定されていたジョン・シナ(41)が欠場となり、ボビー・ラシュリー(42)の代役出場が決まったのだ。直前で相手が変更という事態はロリンズにどう影響するのか。しかもアンブローズはカードが組まれておらず、動向に注目が集まる。

 さらにはレインズの返上により空位のWWEユニバーサル王座を争うことになった“ビースト”ブロック・レスナー(41)と“巨獣”ブラウン・ストローマン(35)も火花を散らした。レスナーの代理人ポール・ヘイマン(53)が演説中に巨獣が乱入。バロン・コービン代行GM(34)が制止に入るとパワースラムで投げ捨てた。しかしその直後、背後で待ち構えていたビーストが巨獣を抱え上げてF5一撃。大の字のストローマンを見下して意気揚々と引き揚げた。サウジ決戦は展開が読めない勝負の連続となりそうだ。