【WWE】カイリ王座転落 ベイズラーの謀略でレフェリーストップ

2018年10月29日 10時48分

カイリ(下)は謀略にはまり王座を失った(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ニューヨーク28日(日本時間29日)発】WWE史上初となる女子だけのPPV大会「エボリューション(EV)」で行われたNXT女子選手権は“海賊姫”カイリ・セイン(30=宝城カイリ)が、怨敵シェイナ・ベイズラー(38)の謀略によりまさかのレフェリーストップ負けで王座から転落。日本人女子3人はいずれも勝利を逃した。

 8月18日に王座を奪取したカイリは、同31日のWWE大阪公演でメジャーブランド・ロウ女子軍のメンバーを従えて凱旋帰国。見事に勝利を決めて王者の強さをアピールしていた。前王者のベイズラーは昨年のMYC決勝戦の相手で、王座を奪った相手。お互いに手の内を知り尽くしている同士の最終決着線は「EV」のリングへ持ち込まれた。

 まずは総合格闘技出身のベイズラーが速いローキックでけん制。カイリはスライディングエルボーで相手を場外に突き落としたものの、逆にスチール製階段に叩きつけられダメージを負った。鬼のような形相でベイズラーが出る。ヒザ蹴り、リストロック、さらにはチキンウイングに入ると見せかけ、小指を踏みつける小技も見せた。

 防戦一方のカイリはエルボー合戦から活路を見いだそうとする。カウンターの裏拳を決めると、変型逆エビ固めで相手の動きを止め、コーナーで張り手を乱打。さらにはカウンターのスピアー、ネックブリーカードロップで完全に流れを引き寄せた。

 しかし勝負を決めようとコーナーに上がったところを、アームロックで捕獲されてしまう。それでもインセインエルボーを狙って再度、コーナーへ。ベイズラーが場外に逃げるや、何とコーナーポストでクルリ向きを変えると場外へダイビングアタック。ここでベイズラーの配下「フォー・フォース・ウィメン」のメンバー2人が介入するアクシデントもあったが、海賊姫は裏拳で撃退。しかしそのスキをつかれ、ベイズラーにスリーパーで捕獲される。約1分も耐えたカイリだが、半失神になったところでレフェリーが試合を止め、無念の王座転落となった。それでも謀略による敗退であることは誰の目にも明らか。完全決着戦で王座を奪い返すしかない。海賊姫の反撃が待たれる。