【ロードアイランド州プロビデンス22日(日本時間23日)発】WWEのロウ大会で、“狂犬”アンブローズがまさかの裏切りだ。

 ロリンズ&アンブローズは王者のドルフ・ジグラー&ドリュー・マッキンタイア組とロウタッグ王座をかけて激突。盟友レインズの衝撃告白を受け、何としても王座を取りたいシールドの2人は、抗争が続く王者組に猛攻。ジグラーとマッキンタイアも負けじと反撃し、一進一退の攻防となった。

 ここで“巨獣”ストローマンが登場。遺恨が生まれたマッキンタイアを襲撃して場外で乱闘を始めた。この隙にロリンズは、1人になったジグラーにストンプ一撃。アンブローズがカバーしてカウント3をゲットし、シールドがタッグ王座を獲得した。

 2人はベルト奪取を喜んだが、いきなりアンブローズはロリンズを蹴り上げ、必殺ダーティー・ディーズ。さらには場外のフロアに「お前のせいだ」と叫びながら、2発目の必殺技を見舞った。アンブローズはシールドの衣装を脱いで最強トリオとの決別を示し、その場を後にした。

 これまでもジグラーとマッキンタイアから“裏切り”を勧められてきたが、モメごとがあるたびに盟友と結束を誓い合い、シールドに踏みとどまってきた。それが、レインズが欠場を発表した後の最悪のタイミングで裏切りに出るとは…。シールドの鉄の結束もこれにて崩壊となるのか?