【ルイジアナ州ニューオーリンズ10日(日本時間11日)発】WWEのロウ大会で、“ザ・ゲーム”トリプルH(49)が“怪人”ジ・アンダーテイカーに怒りの反論を突きつけた。

 2人は10月6日「スーパー・ショーダウン」(オーストラリア・メルボルン)で「最後の対決」が決定している。先週の大会では怪人がサプライズ登場。トリプルHの勝利を予想した“HBK”ショーン・マイケルズ(53)に対し「お前は俺をリスペクトしていると言ったが、それは俺がお前のキャリアを奪った恐怖心にほかならない。メルボルンではお前の友人、トリプルHを葬ってやる」と宣告していた。

 一連の流れに対しトリプルHは「リスペクトなんて言葉を吐いたのは、もはや全盛期が終わったお前自身が、自分を尊敬できなくなっただけの話だ。俺はお前にほんの少しだけリスペクトの気持ちを残していたが、もうそれも消えうせた。メルボルンではお前を叩き潰してやる」と抗争終結を誓った。

 タイタントロン(大型ビジョン)には怒りに震えるトリプルHの表情が必要以上にクローズアップされ、場内は恐怖のあまり長い沈黙が続いた。