【WWE日本公演】凱旋勝利のカイリを支えた盟友・紫雷イオの存在

2018年09月01日 16時30分

ベイリー(右)とサーシャ(左)から勝利を祝福されるカイリ

 WWE日本公演「WWE Live Osaka」が31日、エディオンアリーナ大阪で開催され、6人タッグ戦に出陣した“海賊姫”こと新NXT女子王者のカイリ・セイン(29=宝城カイリ)が鮮やかな凱旋勝利を決めた。8月18日のNXT大会「テイクオーバー」で悲願の初戴冠を果たして日本に帰還したカイリを支えたのは、同じスターダム出身でWWEに移籍した紫雷イオ(28)の存在だった。

 海賊姫が躍動した。サーシャ・バンクス(26)とベイリー(29)を従えてネオパンク女子集団ライオット・スクワッド(ルビー・ライオット、リブ・モーガン、サラ・ローガン)と激突。大観衆に「カイリコール」で迎えられると、誇らしげにベルトを掲げる。堂々たる凱旋試合だ。

 カイリ以外はロウの一軍メンバー。しかもレフェリーはナタリア(36)が務めた。超破格の扱いを全身で受け止めて先発を買って出て、敵軍のボス、ルビーにエルボーを連射。場外で敵軍が悪の相談を始めると、エプロンからのダイビングエルボーで3人をまとめて蹴散らした。

 カイリの猛攻は続いた。サラに首折り落としから強烈なスピアー一撃。行進ポーズからスライディングDを決めた。パンク女子集団に3カウントを妨害されたものの、サーシャが邪魔者を排除するや、裏拳から2発目のインセイン弾でサラをフォール。見事に王者としての日本初戦を勝利で飾った。

 試合後、ベイリーはカイリをステージに呼び込み、サーシャと2人で祝福。メジャー選手を完全に脇役に追いやっての勝利だった。

「一時期、思うように試合ができず、うつ状態になった時もありました。でも諦めない心を持ち続けて、念願のチャンピオンになることができました」とカイリは笑顔で苦闘の日々を語った。

 またライバルで盟友のイオがWWE入団を果たしたことで、心に余裕ができるようになったと明かす。

「イオさんが来てから1か月。ほぼ毎日パフォーマンスセンター(フロリダ州オーランド)で顔を合わせてます。『あそこはこうしたほうがいいね』とか意見も交換できる相手ができた。うれしいし何よりの励みになります」

 今後はライバルとしてWWEディーバのトップを争う。スターダムで終わったと思われた2人のライバル物語は、海を渡って第2章に突入した。