世界最大のプロレス団体・WWEの日本公演最終日(30日、東京・両国国技館)、“女帝”アスカ(36=華名)はスマックダウン女子王者カーメラ(30)に反則勝ちした。

 PPV「マネー・イン・ザ・バンク」に続き、今月2度目の王座挑戦。得意のヒップアタック、さらには多彩な関節技を駆使して終始試合を優位に進めた。

 ところが場外で暴走したカーメラがイス攻撃を繰り出したところで、レフェリーが王者の反則負けを宣告。アスカの勝利が告げられたが、反則決着のため王座移動は認められず、なんとも後味の悪い結末となった。凱旋大会でのベルト奪取を逃したアスカはハイキックでカーメラを制裁し、リングを後にした。

 またイタミ・ヒデオ(37=KENTA)はザ・ミズ(37)とシングル戦で対戦。スカル・クラッシング・フィナーレを切り返し、前方回転エビ固めで丸め込んで金星を挙げた。