【カリフォルニア州サンディエゴ25日(日本時間26日)発】WWEのロウ大会が行われ、女帝アスカ(36=華名)のコスチュームを盗んだ“世界一貧者なレスラー”ジェームス・エルスワース(33)に重罰が科せられた。

 SD女子王者カーメラ(30)の配下、エルスワースは17日のMITBでアスカのコスチュームを盗んだ上、試合中にニセ者として登場。気を取られた女帝は王者のスーパーキックを浴びて王座奪取に失敗した。先週の大会でも懲りない貧弱男はアスカの能面をかぶって登場し、大ひんしゅくを買っていた。コスチューム一式はいまだに返還されていない。

 日本公演(29、30日=両国国技館)を控えたアスカはひと足先に帰国しているとあって、貧弱男は変態の下着ドロのごとく、リング上からバックステージまで盗品をかぶって横行。「アスカにSD女子王座再挑戦の権利なんてないさ」とまで暴言を吐いた。エスカレートする行為にペイジGM(25)は激怒。来週の大会でアスカとのシングル戦を行うことを命じた。

 この指令に貧弱男は真っ青となり震え上がるのみ…。逆にアスカにとっては制裁のチャンスが訪れた。カーメラのダメ亭主に引導を渡し、次回PPV大会「エクストリーム・ルールズ」(7月15日、ペンシルベニア州ピッツバーグ)での再挑戦へはずみをつけたいところだ。