【スターダム】「5★STAR GP」林下詩美が父“ビッグダディ”の助言奏功でV圏キープ
2018年09月10日 16時30分

コーナーの叫女(左)にドロップキックを放つ詩美
女子プロレス「スターダム」シングルのリーグ戦「5★STAR GP」で、タレントの“ビッグダディ”こと林下清志(53)の三女、林下詩美(19)が優勝圏内に踏みとどまった。
3勝1敗で迎えた9日の東京・新木場1stRING大会では「レッドスターズ」ブロック公式戦でジャングル叫女(27)と対戦。8月12日のデビュー戦で引き分けた相手に払い腰や一本背負いといった柔道技にスリーパー、アルゼンチン式背骨折りを織り交ぜて攻め込んだ。だが先輩の叫女からは厳しい攻撃が続いた。サソリ固めやエプロンへのパワーボムなどで背中に攻撃を集中され、15分時間切れ引き分けに終わった。
試合後は「勝つ気しかなかったので、すごく悔しい。このまま優勝を狙います」と無念の表情を浮かべながらも、気持ちを切り替えた。これで勝ち点を7とし、首位叫女の8点に次ぐ2位タイに浮上した。
過酷な連戦が続くことで腰や首に疲労がたまり、時に痛みが走ることもあった。そんな時、支えてくれたのが沖縄に在住する父だった。「試合の速報を見て、清志さんが『多分、ここが疲れていると思うからよく冷やしておきなさい』とか『足のストレッチをよくやっておくように』とか、こまめにメールをくれるんです」
柔道整復師の資格を持つ父からの“遠隔アドバイス”により、万全のコンディションを保つことができている。親子二人三脚で戦い続ける公式戦は残り2試合。優勝決定戦(24日、東京・後楽園ホール)の舞台がハッキリと視界に入ってきた。
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