【スターダム】伏兵・渡辺桃がシンデレラT初V 白ベルト挑戦も決定

2018年04月30日 15時10分

優勝した渡辺桃

 女子プロレス「スターダム」春の祭典「シンデレラ・トーナメント」が30日、東京・後楽園ホールで行われ、伏兵の渡辺桃(18)が初優勝した。

 1回戦で同じユニット「クイーンズ・クエスト(QQ)」の小波(21)に勝利すると、2回戦ではジャングル叫女(27)を撃破。準決勝ではまたも同じQQの同門で、英国出身のビー・プレストリー(22)との対戦が決まったが、先に行われた準決勝のもう1試合、紫雷イオ(27)VS岩谷麻優(25)が10分時間切れ引き分けの結果に。規定によりイオと岩谷は両者失格になり、渡辺とプレストリーが優勝をかけて激突することになった。

 プレストリーにしつこく左腕を攻められながらも、なんとか耐え抜くと、怒とうのハイキック5連発で形勢逆転に成功。最後はテキーラサンライズ(変型スープレックス)で3カウントを奪取した。優勝者に贈られる桃色のドレスを身にまとった渡辺は「プロレスキャリアの中で一番の勝利だと思う」と笑顔をはじけさせた。

 中学3年生だった2014年11月16日の新木場大会でデビュー(相手は彩羽匠)し、16年11月には女子プロ界のエース・イオ率いるQQに加入した。昨年は右膝前十字靱帯断裂のため長期欠場を余儀なくされたが、イオの英才教育を受けてメキメキと頭角を現し、今年2月18日の後楽園大会ではイオが持つワンダー王座に挑戦。敗れはしたものの、自信をつけた。

 だからこそ、優勝者に与えられる「願いがかなえられる権利」を即座に行使し「イオ選手の持つ白いベルト(ワンダー王座)にもう一度挑戦させてください」と表明。イオも「QQの本当のお姫さまになったね。受けて立ちます」と受諾。5月5日の新木場大会ではイオVS花月(25)の同王座戦が決まっており、この試合の勝者に挑戦することが決定的になった。

「どっちから勝っても新しい景色を見せたい」。3月に高校を卒業したばかりの渡辺が、このまま一気に団体の中心選手に躍り出てみせる。