【スターダム】岩谷 王者としての米国再上陸誓う

2018年04月18日 16時30分

岩谷(中央)は新軍団STARSのメンバーと「もぐもぐタイム」で作戦を練る

 女子プロレス「スターダム」のアイコン・岩谷麻優(25)が17日、米国マット再上陸を誓った。米ROH「WOH初代王座決定トーナメント」は準決勝敗退に終わったものの「レッスルマニアウイーク」の熱を肌で感じ、海外志向が一気に高まった。まずは3度目の優勝がかかる春の祭典「シンデレラ・トーナメント」(30日、東京・後楽園ホール)を制し、王者として再び海を渡る。

 この日、都内で行われた会見で岩谷は「シンデレラに返り咲きたい。(1回戦で対戦する中野)たむちゃんには、ユニットのリーダーがどれだけ強いのか体感してもらう」と表情を引き締めた。今年が4回目となる春の祭典では第1回、2回大会を連続制覇し、昨年も準優勝の結果を残している。

 3度目の制覇に向けて気持ちも高まってきた。7日(日本時間8日)にはROHルイジアナ州ニューオーリンズ大会で開催された「WOH初代王座決定トーナメント」に出場。準決勝でケリー・クライン(27)にレフェリーストップで敗れたものの、米国マットに確かな爪痕を残した。

 滞在中はホテルに閉じこもるというトホホな生活を送るも、現地は8日(同9日)に開催されたWWEの祭典「レッスルマニア34」に合わせて各団体の大会がニューオーリンズに集中する「レッスルマニアウイーク」に突入していた。ジャズで有名な街はもちろんプロレス一色。「ユーのファンだ」と何人ものファンから声をかけられたという。「(WWEの)スーパースターになった気分でした。海外遠征は苦手だったけど、ROHに出てからは楽しい気持ちが強くなりましたね。次へのモチベーションにつながった。また行けるなら挑戦して取ればいい」と岩谷は笑顔をはじけさせた。

 シンデレラTを優勝すれば、1日名古屋大会で敗れたばかりのワールド王者トニー・ストーム(22)への挑戦資格を得ることは確実。ここでも勝ち、今夏にはスターダムの看板王者として米国に再上陸する決意も固めている。

 会見後は再編された新ユニット=正規軍改め「STARS」のメンバーを集めると、いちごを口にしながら作戦会議。「オーバー・ザ・トップロープのルールをうまく利用してだね…もぐもぐ」「紫雷イオ対策はあの技を…」「最近のロッシー小川社長は高級ブランド品ばかり…もぐもぐ」。最後はリーダーで、山口・美祢市出身の岩谷が「そだね~」とややブームが去った感もある言葉でメンバーの意見を集約し、決戦に向けて気合を入れ直していた。