【スターダム】王者・紫雷イオ 電流爆破戦のダメージ残るもしぶとくV8

2018年04月14日 19時27分

場外のマリー・アパッチェに向かって飛ぶ紫雷イオ

 女子プロレス「スターダム」のワンダー・オブ・スターダム選手権が14日、神奈川・横浜ラジアントホールで行われ、王者・紫雷イオ(27)がマリー・アパッチェ(38)の挑戦を退け、8度目の防衛に成功した。

 1日の名古屋大会で行われた電流爆破デスマッチ以来の試合となったイオの両太ももには、痛々しいほど何重にもテープが巻かれていた。被弾して大やけどを負い、その傷は癒えていなかったのだ。さすがのイオもリングに叩きつけられると、苦痛のあまり顔をゆがめる場面が目立った。

 しかも相手のテクニックに翻ろうされ、苦しい時間帯が続いた。それでも起死回生の場外へのケブラーダを成功させると、ミサイルキックからスリーパーに捕らえる。最後は相手のラ・アトランティーダ(変型アルゼンチン式背骨折り)につかまるも、体をうまく入れ替えて回転エビ固めで丸め込み辛勝した。

「電流爆破のダメージが完全に回復とは言えないコンディションでした。丸め込みとはいえ、防衛できたのでひと安心です」。本来なら欠場を余儀なくされる重症だったと明かしたが、エースの責務がリングに向かわせた。

 苦しみながら勝ち取った勝利で、V8を達成。いよいよ次戦の防衛に成功すれば、サンタナ・ギャレット(29)が持つ同王座最多防衛記録の「V9」に並ぶ。「新記録を必ず塗り替えます」と次なる防衛ロードに目を向けた。