初の電流爆破デスマッチを経験した女子プロレス「スターダム」のエース・紫雷イオ(27)が3日、元気な姿を見せた。

 東京・墨田区内で行われた道場開き会見に出席し「試合中は無我夢中で自分が被弾したのを覚えていないくらいだったけど、終わって映像を見返すと、あんなすごい爆破をやったんだなって。何てことをしたんだと思いました。自分のダメージを見ても危険でしたね」と2日前の激闘を振り返った。

 1日の名古屋大会ではスターダム初の電流爆破戦に出場し、1発目で花月(25)の電流爆破バット攻撃により被弾。両太もも付近にやけどを負った。それでも「病院で処置をしてもらい、だいぶマシになりました。自慢の太ももなので、あとが残らないように様子を見ながら練習も控えて、まずは治療に専念します。皮膚は痛いですけど、体は元気なので心配しないでください」と気丈に振る舞った。

 また、今後については「もう爆破はやらないですね。紫雷イオには小道具はいらない。スターダムにも危険なので、もういらないんじゃないかと思います。私は紫雷イオのプロレスを試合で見せます」と改めて爆破戦の永久封印を口にした。