【スターダム】美邑弘海 28日後楽園大会が最後のリングに「引退を考え始めたのは昨秋なんです」

2018年03月08日 16時30分

「シャウト」のポーズを取る美邑弘海

【東京プロレス娘のスイーツトーク】こんにちは。スターダムのシャウト姉さんこと美邑弘海です。いよいよ28日後楽園ホール大会の引退試合が近づいてきました。発表したのは2月10日新木場大会だったのですが、唐突だったせいか、会場の空気がシーンと凍りついた瞬間は忘れることができません(笑い)。

 実は、引退を考え始めたのは去年の秋ごろからでした。なぜこのタイミング? と言われることもありますが、もともとプロレスをやろうと思った時点で年齢を重ねていたことや、デビューまで時間がかかったこと(鎖骨を2回骨折、2年間の練習生期間を経てデビュー)などもあり、長くは続けられないなというのが何となく頭の中にありました。

 とは言っても、やるからには何も言い訳したくない。私にはありがたいことに夢をかなえられる環境が整っていた。だからプロレスに憧れ、本気で目指す人に対して失礼のない気持ちで取り組もうとここまでやってきました。お客さまが1回の興行で数試合、数十人の選手を見る中で、私には何が残せるか。

 そう考えたとき、お客さまの気持ちを動かした選手はその時点で勝ちだと思ったんです。だから毎試合、印象に残るにはどうすればいいか必死で考えていました。それで最終的に行き着いたのが「シャウト」(注・会場が一体となって叫んでからのドロップキック)でした。シャウトは私一人の力ではなく、スターダムの選手とお客さまが育ててくれた大事な大事な「技」です。

 本当にたくさんの皆さまに支えられ、プロレスラー・美邑弘海はリングの上で生かされました。プロレスと出合え、スターダムでプロレスができて、本当に良かった。リングを下りても今を信じて、明日に輝く人生を送っていきます。本当にありがとうございました。28日は皆さまに感謝の気持ちを込め、最後のリングに立ちます。