【スターダム】イオ復活Vへ“包囲網”歓迎

2017年08月21日 16時30分

イオ(上)はストームを攻めきれずに無念のドロー

 女子プロレス「スターダム」の紫雷イオ(27)が20日、団体内に敷かれた“包囲網”を歓迎した。

 頸椎椎間板ヘルニアによる無期限欠場からスピード復帰したイオには、反発の声が相次いでいる。シングル2冠王の岩谷麻優(24)が「正直、面白くない。(団体内が)一致団結したところだったし」と断言すれば、極悪軍団「大江戸隊」を率いる花月(25)も「前と同じ景色に戻ることが、団体にとってどれだけの損か分かってるのか?」と怒りを隠さない。

 イオはこの日の新木場大会前に「何で?って感じです。おいしいって思いなさいって話。逆にそう言われるとマイペースでやりたくなる。まだ紫雷イオが中心になる存在なんだって安心感が生まれたし」と現状を分析。余裕の表情を見せた。

 リングを離れた約2か月間は「戻る場所があるのか?」と悩んだこともあった。ところがいざ復帰してみれば、以前と変わらない“ハイポジション”にいることが明白になった。そのため「私と絡みたくなくて、一歩外れたところから見てるから(自分が)嫌なんでしょ!? じゃあ試合すればいいんじゃんって話。私は優勝して赤いベルトに挑戦でいい」とシングル最強を決めるリーグ戦「5★STAR GP」を制して、岩谷のワールド王座に挑戦する方針を示した。

 ところが思わぬ展開が待っていた。この日のブルースターズ公式戦ではSWA世界王者のトニー・ストーム(21)に爆弾の首を攻められて無念の時間切れ引き分け。前日(19日)の開幕戦ではマンディ・レオン(25)に敗れており、1敗1分けとまさかのスタートとなった。「体との会話ではブランクがないと信じてるけど、結果に出てしまってる…」と表情を引き締めたイオ。それでも厳しい“包囲網”を突破して、復活Vを果たす覚悟だ。