【スターダム】イオ前人未到ワールド王座V11! 米ROH参戦へ

2017年02月24日 16時30分

ROHでも華麗に舞う!?ベイズラー(下)に向かって飛ぶ“天空の逸女”イオ

 女子プロレス「スターダム」23日の後楽園ホール大会でワールド・オブ・スターダム王者・紫雷イオ(26)が、元UFC戦士の総合格闘家、シェイナ・ベイズラー(36)の挑戦を退けて11度目の防衛に成功した。自身が保持する同王座史上最多防衛記録(V10)を更新した“天空の逸女”の名前は海外にも広まっており、早くも米マットから参戦オファーが届いている。

 

 大苦戦だった。元UFC世界ヘビー級王者のジョシュ・バーネット(39)を師匠とする挑戦者は、徹底した関節技攻撃を仕掛けてくる。執拗な裸絞めには何度も意識が遠のいた。それでもイオはプランチャやイス攻撃で反撃して、プロレスの奥深さを叩き込む。最後はこの日、2発目の月面水爆を決めてベルトを死守した。

 

「前人未到のV11、達成しました!」と王者がマイクを握るやワンダー王者の宝城カイリ(28)、SWA世界王者のトニー・ストーム(21=ニュージーランド)、花月(24)らが続々と次期挑戦を表明。襲撃された怒りで花月をV12戦の相手に決めたが、まだまだ強豪が待ち受けている。

 

 くしくもこのタイミングで、新日本プロレスとも交流のある米ROHから参戦のオファーを受けたのだ。16日(日本時間17日)には現地で両団体の業務提携が発表されたばかりで、スターダムのロッシー小川社長(59)は「イオに出てほしいという話が来ています。現地ではベルトをつくりたいという話もあるようです」と明かした。

 

 両団体の交流は3月18日にペンシルベニア州ブリストルで行われる合同トライアウトからスタート。成績上位者は来日してスターダムに参戦する予定だ。その後、早ければ5月か6月にはイオの米国遠征が実現する見込み。ROHからはワールド王座戦の開催も熱望されているという。

 

 また、今秋には東海岸では初となるスターダム米国大会を行う計画が浮上している。実現すれば2015年10月のロサンゼルス大会以来の開催となり、もちろん中心選手となるのはイオしかいない。メキシコとフランスで同王座防衛戦を行った経験があるものの、米国でワールド王座戦が実現すれば世界的な注目を集めることは必至だ。

 

「(米国大会は)大歓迎ですよ! トランプ大統領になって、米国が気になっていましたから」と目を輝かせたイオ。世界中が熱い視線を送る“天空の逸女”が、一気に米国マットも席巻しそうだ。