女子プロレス「スターダム」の15日の後楽園ホール大会でタッグのゴッデス・オブ・スターダム王者、宝城カイリ(28)と美闘陽子(30)の「BY宝」は、ケイ・リー・レイ、ニクソン・ニューウェル組の挑戦を退けて初防衛に成功した。

 昨年12月に木村響子、花月組を撃破して第10代王者となったばかりの「BY宝」は、欧州最強の呼び声が高い挑戦者組をコンビネーションで圧倒。最後は宝城がレイを必殺のダイビングエルボーで沈めた。

 試合後にHZK(19)と渡辺桃(16)の新世代コンビから挑戦表明を受けるや、王者組は即受諾。さらに宝城は、保持するシングルのワンダー・オブ・スターダム王座にニクソンが挑戦を主張してくると、こちらも快諾した。この状況に「私たち、モテモテですね」(宝城)、「ねー!」(美闘)と2人は笑顔を見せつつ、長期政権を誓っていた。